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メンタル

統合失調症の様々な幻聴~その内容とは?~

 

統合失調症を患う方にとって、幻覚や妄想の辛さを決めるものは、その強度もありますが、内容による者も大きいようです。幻聴の多くは「共同体(自分の属する集団)から疎外される」恐怖を示しているものが多いと言われています。

 

その内容には次のようなものがあります。

 

1.「殺す」「死ね」などの脅迫的な幻聴。


2.「バカ」「ブサイク」「サイテー」など、差別観からくる軽蔑・嘲笑の幻聴。


3.「1億円やる」「おまえは大スターだ」など、おだてるような幻聴。


4.「何も心配しなくていい。大丈夫」などの、あたたかい支援的な幻聴。

 

1~2の幻聴などは、できれば聞きたくない内容ばかりですし、3の場合は、聞いている本人は『本当は騙されているんじゃないか』という不安を常に抱えているようです。

 

良く、統合失調症を患う方が幻聴を訴えてきた場合、それを否定してはいけないといわれていますが、治療現場では、その幻聴の種類によって、話し相手は返す言葉を選択しつつ返しています。


1の幻聴は、その方の恐怖を表していますので、「あなたは今はそう思えないかもしれないけど、本当は大丈夫だよ」という意味の言葉を告げます。
2に対しては、「そいつサイテーだね!」と一緒に怒ってやったりもします。
良く、『幻聴に付き合う』という表現を使いますが、そういうご本人の不安感をできるだけ取り除こうという対応をしています。


ただ、よかれと思って返事をしたつもりでも、時に「何でそんな酷いことを言うんだ!」と相手が怒り出すこともあります。

そういうときは「ごめんなさい。私が話を聞き違えたみたい」と一旦謝罪し、その後は別の対応をするなど、その方の会話パターンを覚えていくので、やはり接し方が難しいということには変わりはないようです。

 

 

 

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2010/12/26-344303.php)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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