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気になる病気・症状

癌に注意!先天性胆道拡張症

 

総胆管拡張症とも呼ばれる先天性胆道拡張症は癌を合併する危険性が高いことが言われているため、注意すべき疾患です。

 

胆管癌を合併しやすい

 

先天性胆道拡張症は胆道癌、そのなかでも特に胆管癌を合併しやすいと言われていて、約30%に認められます。膵管と胆道の合流異常が癌の発生に関係していると考えられています。

 

どうして癌が発生するの?

 

大量の消化酵素を含む膵液が拡張した胆道内に流入することにより、そこで胆汁と混ざってしまうことで、強力な化学物質を産生することにつながります。この化学物質が拡張した胆管の中にうっ滞することで、胆管の粘膜が傷つき、脱落と再生を繰り返すことになります。これが胆管の上皮の発癌を起こしてしまうと考えられています。

 

早期に発見し、治療することが大切

 

先天性胆道拡張症では胆管癌の発癌率が約30%であることから、基本的に診断がついたら手術をします。手術方法は拡張胆管と胆嚢を切除するものと、空腸を肝臓側の胆管に吻合する手術を合わせて行います。これによって、膵液と胆汁が混ざり合わない状態にします。この、膵液と胆汁の流れ道を分けることが胆管癌発生の予防に重要といわれています。

 

先天性胆道拡張症では癌に注意する必要があります。先天性胆道拡張症を疑うような症状がみられる場合などには早めに医療機関へ相談しましょう。

 

 

Photo : //www.ashinari.com/2010/11/07-341798.php

著者: 夏樹さん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
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