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メンタル

抑制が効かない…躁うつ病の躁状態

躁うつ病の方が「躁状態」になっている時と「うつ状態」になっている時では、一見共通している面もありますが、全く正反対の面もあります。


「えっ?この人、昨日の人と同一人物なの?!」と思えるほどに違うのは、精神面での「抑制が解除されている」時、要するに我慢ができず、自由奔放になってしまう時です

 

とにかく良くしゃべり、よく動き回ります。対人的なルールや世間体もたやすく乗り越えてしまい、普段は会話すらしない偉い人のところへ行って、馴れ馴れしく話しかけたりします。
他人同士が話をしている最中に平気で割り込んだりするので、『え?なに、この人?』と思われるのですが、もともとの性格が憎めないので、以外と大きなトラブルにならずに「まぁ、まぁ…」で済んでしまうことが多々あります。

 

試験が終わった日などの精神的圧力が急に解除された時に躁状態になることが多いですが、逆に圧力が加わったときにもなります。

普通は精神的な圧力が加わったときにはプレッシャーで暗くなるので、逆にそういうときになる躁状態の方が病的です。


この現象は「躁的防衛」といい、加わった重荷を、自分が躁状態になることで認めようとしないためだと言われています

 

例えば、大事な人が亡くなったお葬式の時に躁状態となってケラケラ笑ってみたり、嫌な仕事が山積みになった時なども躁状態になって、平気で多額のお金を使って大盤振る舞いしたりしやすいとされています。

性的にも奔放になって、後でとんでもないことをしたと後悔してしまう時期も、こういう時のようです。

 

さらに抑制が効かず、活動性が上がると、どんどん行動にまとまりがなくなり、本格的な「躁病」になります。

 

不思議なことなのですが、躁病の躁状態は、眠らずに過活動を何日も続けても、疲れず、倒れもしません。

不眠不休でカラオケやダンスを続けることも平気です。見ているほうは心配になって、大丈夫なのかと聞きますが、本人は「楽しくて仕方がない」のだそうです。

 

ですが、多くの方はこの後にやってくる「うつ状態」で寝込んだりして、その疲れの代償を支払っているようです。

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/02/23-358070.php )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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