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メンタル

躁病の支離滅裂さとはどう接すればいいか?

 

躁うつ病の方が躁状態に転じて「軽躁状態」になって活動性が高まっても、まだ行動にまとまりがあります。
しかし、さらにそれがエスカレートすると、今度は本格的な躁病の躁状態になってしまいます。

 

躁病の躁状態の活動は、ただ言動そのものが高まって忙しいだけではありません。

いまコレをしていたと思うと、すぐにアレをしている。ある人に話しかけていたかと思うと、すぐ別の人に移る。そんなくるくるとめまぐるしい「転動性」があります。

 

「支離滅裂」は、活動性の高まりと、この転動性が増大して組み合わさっています。


とにかくつかみどころがなくて、ころころ移動しくるくる動き回ります。

上機嫌となり、話し相手をも自分の感情に引き込んでしまう傾向があります。

そして、この「上機嫌」は「自己評価高揚」にもつながります。
ですから、この時期に、相手に対して尊大な態度に出ると、すぐに喧嘩になります。


要するに自己評価高揚から誇大妄想につながっていき、自分は「誰よりも偉い」になってしまうのです。

この時の攻撃性は耳を塞ぎたくなります。
テーブルをバンバン叩きながら、「あなたはねっ!」と同じ説教じみた文句を延々と言い続けます。相手をせずにいると、大声で「○○さんはねっ!こんなヤツなのよ~!」と延々と叫び続けます。

 

こちらは散々文句を言われ怒鳴られて疲れていても、やがて時間が経つと、けろりとして握手を求めてきたりするので、とにかく振り回されてしまいます。

 

これは全ての人に有効というわけではないかもしれませんが、躁うつ病の方の視野が過去に向いているというのを実証するように、不思議と会話を過去の話に持っていくと、次第に会話にまとまりが出てきたり、怒りが収まってくることがあります。

 

過去の話とは言っても、難しい話ではなく、その頃流行していた歌のことだったり、修学旅行に何処に行ったとか、そういう簡単なもので良いようです。

 

どちらにしても、躁病の躁状態は会話にならないことがほとんどなので、「あぁ」「うん」「そうなの?」と短く返事をしつつ、態度はあくまで「下手(したて)」に出つつ、怒り出す前に話を早めに切り上げる方が賢明なようです。

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/08/01-366546.php )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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