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メンタル

躁うつ病の「うつ状態」の特徴

「うつ的昏迷」

躁うつ病の「うつ状態」の特徴は「抑制」です。

動きはゆっくりでのろくなり、口数も減ります。見ている雰囲気では「口を開くのがおっくう」、足腰が筋肉痛で上手く動かせないときのような「重苦しい動き」になります。

 

いつもなら仲の良い人と会うのもおっくうになったり、他人がすごく偉い人に見えます。ひどい時は、飛んでいる虫をみても、「一生懸命生きているんだよね……私より偉いわ」と言ったりします。

 

また、つい昨日まで出来ていた行動が急に出来なくなる事が多く、特に決断力や判断力が鈍くなります。

 

それまで履いていた靴を履こうとしていたのか、それとも脱ごうとしていたのかが判断付かなくなり玄関で立ち往生したり、トイレに行こうかどうしようか考えているうちに間に合わなくなり、失禁したりもします。

 

要するに、意識は正常なのに刺激に反応しない「うつ的昏迷」状態に陥ってしまうことがあるのです。

 

この精神的な「抑制」が自律神経系に及ぼす影響を「抑制症状」といいます。

 

「抑制症状」 

*つばや涙が出にくくなる。

*のどがカラカラに渇く。 

*食欲がなくなる。 

*便秘になる。 

*トイレに行く回数が極端に減る。 

*無理して食べ物を口に入れても味がしない状況になる。 

*表情がどんよりとして、目を開いているのさえ辛くなる。

 

ただし、この抑制症状には日内変動があるようで、起きて午前中は調子が悪く、夕方から夜にかけて少し軽くなるようです。午前中にどうしても食事や水分摂取が出来ない方は、この少しでも調子が良い時間帯にできるだけ栄養分と水分を摂取してもらいます。

 

躁状態の時に、支離滅裂な言動で振り回された周りの人たちは、このうつ状態の時が唯一の休養の時期らしく、「静かでほっとする」というセリフを良く聞きます。

 

ですが、当の本人にしてみると躁状態の時は気分が良く、うつ状態の時はとにかく辛いのだそうで、周囲の人たちたちとはまったく逆の感覚のようです。

(Photo by:http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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