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メンタル

辛さが表面化しにくい「うつ状態」

 

躁状態の方が「上機嫌」で自分がとても偉く感じる「自己評価高騰」であるのに対し、うつ状態の方はその正反対の状況になります。

 

これを「うつ的気分変調」と呼びますが、これは単に「落ち込んでいる」わけではなく、「悲しい」のでもありません。

とても理解し難い感情かもしれませんが、「悲しむことすらできない」「喜怒哀楽がわからない」という感情喪失感が強く、「泣けたらどんなに楽だろう」「どこかが詰まっていて感情がわいてこない」というものです。

 

あぁ、この人は悲しいんだな、ものすごく辛いんだな……というその人の感情が感じられるものは、実はうつ病とは言えません。(もしくは、うつ病であったとしても、それがかなり治ったということです。)

 

自分の価値観の低下は「微小妄想」となり、自分は何も出来ない、ダメな人間だと思い込みます。ですが、それが表面化しないため、周りの方もその辛さにほとんど気付きません。
そしてその状態がそのまま放置されていくと、「自分には何の価値もない」「もう生きていけない。死ぬしかない。」という重篤な状態に陥っていたりします。

 

これは日本の特有の文化でもありますが、仕事をしていると、嫌な人の前でも笑顔を取り繕わなければいけないことが多々あります。

特にプロ意識が強い職業の部長職や管理者の方…俗に言う「エライ人」は、うつの最中でも笑顔を絶やさないことが多いのです。


これを「スマイリング・デプレッション」と言いますが、辛くても笑っていられるのです。

 

だから、昨日談笑していた上司や同僚が、突然飛び降り自殺をしたりして、周りの人はとても驚き、なぜ?どうして?と訝る結果になります。

本当はこのスマイリング・デプレッションでも、目や頬は笑っていても、口元などの下部分に苦しみが出ていることが多い(要は本当に笑っていない)のですが、普通は中々見抜けません。

 

日頃から「辛い」「しんどい」と愚痴を漏らしている方よりも、ニコニコと難しい仕事を笑顔でこなしている(ように見える)方のほうが、本当は注意が必要なのかもしれません。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2009/06/16-022478.php )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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