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躁うつ病…躁とうつの共通点

躁うつ病の「躁状態」のときと「うつ状態」の時は症状が全く違い、その両極端にあるのがほとんどです。
躁状態が明・陽・動であるのに対し、うつ状態は暗・陰・静となります。

 

ですが、この二つの状態に共通する点もあります。
その大きなものが睡眠障害です。

うつ状態では、入眠困難(寝入るのが難しい)はあまりなく、維持困難(長い時間眠れない)、早朝覚醒(朝、かなり早い時間に目が覚めてしまう)が多くみられます。
反面、眠りすぎて中々起きられないかたもいらっしゃいますが、それは一部です。

 

躁状態は短時間の浅い眠りで疲れません。しかし、この状態が長く続くと、錯乱を起こし意識障害を起こしてしまいます。

 

躁うつ病の方は、俗世間の範囲内で生きている人なので、躁病の「誇大妄想」は「自分は社会的にえらい」という妄想に留まります。これが統合失調症の方だと、“宇宙の創造主”とか“神”になります。


うつの場合も「社会に迷惑ばかりかけている」「皆に申し訳ない」という罪業妄想で、人や社会への負い目感であり、「人が自分をどうみているか」に関係してきます。
虫は自分よりも偉いという考えにはなっても、自分が虫そのものだという考えにはなりません。その他の妄想も、常に世間的なものです。

 

要するに、睡眠障害と、社会的に捕らわれた考え方から抜け出さないというのが躁とうつの共通点になります。
妄想や考え方が非社会的になったり、グロテスクなものに変わる場合は、別の疾患を考えなければなりません。

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2007/05/04-001955.php )

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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