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毒素を吸収して治療する!尿毒症の治療薬

 

尿毒症の治療に使われる薬には、尿毒症の原因となる毒素を吸着するタイプのものがあります。クレメジンと呼ばれる薬です。

 

クレメジンってどんな薬?

 

クレメジンは、特殊な技術によってデザインされた、高純度の炭素からできた薬です。たくさんの小さな穴のあいた球形の微粒子の経口吸着剤です。活性炭のようなものをイメージしてもらうとよいかもしれません。

 

どんな効果があるの?

 

通常は、消化管で分泌されたり、腸管内で産生される尿毒症の原因となる毒素は腎より排泄されます。しかし、腎不全をきたすと腎から毒素の排泄が低下し、体内に蓄積されてしまい、尿毒症を起こしてしまいます。溜まった尿毒症毒素をクレメジンの薬剤のたくさんの小さな穴の中に吸着させて、便とともに排泄して、毒素を減らし、症状を軽減させます。透析の導入までの期間を延長できたという研究報告もあります。

 

副作用や問題点は?

 

最も多い副作用は消化器に関係する副作用で、便秘、食欲不振、嘔吐、腹部膨満感などです。他には、大きな副作用もなく安心して使えると考えられていますが、薬剤の量にかなりボリュームがあって飲みにくいことが難点のひとつです。また、他の治療薬と一緒に飲むと、その薬の成分も吸着してしまうため、他の薬と時間をずらして飲む必要があります。患者さんにとっては使い勝手の良い治療薬とはいえないかもしれません。しかし、飲み忘れても危険な薬ではなくく、1日3パックが無理なら1~2パック飲むだけでもそれなりの効果は望めるといわれています。

 

 

副作用が少ないお薬ですし、慢性腎不全の患者さんの透析の導入を延ばす効果もあります。一度医療機関で話を聞いてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

Photo : //www.ashinari.com/2009/03/26-015726.php

著者: 夏樹さん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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