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気になる病気・症状

尿毒症ってどんなもの?

 

尿毒症ってよく聞くけれど、結局何のことなのか分からないという人もいらっしゃると思います。尿毒症について簡単に説明していきます。 

 

腎臓の働きが悪くなると尿毒症に!

 

尿毒症とは、腎機能の低下により起こる臓器、組織、細胞の機能障害と、体液の成分の異常によって起こる症候群の総称です。また、末期腎不全の状態(腎臓の働きが正常時の10%以下)を意味しています。

腎臓の重要な働きの一つに、体の中にたまった老廃物を取り除くことがあります。この老廃物が溜まると様々な症状が現れます。また、腎臓の機能が低下して、ホルモンや水分調節のバランスが崩れたことによってもいろんな症状が出てきます。

 

尿毒症の毒素ってどんなもの?

 

尿毒症毒素には、ナトリウムやカリウム、尿素、アンモニア、リン酸などが主となっています。水そのものが溜まることによっても症状が出てしまうため、水も毒素の一つのようなものと考える場合もあります。

 

尿毒症の症状

 

尿毒症でみられる症状は様々です。消化器症状、循環器症状、呼吸器症状、中枢神経症状、出血傾向などがあります。

 

1. 消化器症状:食欲不振、嘔吐、下痢、下血

2. 循環器症状:高血圧、不整脈、心外膜炎、心タンポナーデ、心不全

3. 呼吸器症状:肺水腫、呼吸不全 

4. 中枢神経症状:精神症状、意識障害、末梢梢神経障害(しびれ)、痙攣

5. 出血傾向:消化器出血、鼻出血、歯肉出血

6. その他:水、電解質異常(浮腫、脱力感、全身倦怠感)

 

尿毒症になると、お互いの症状が影響し合ってさらに悪化していくという、悪循環に陥りやすく、治療が難しくなっていきますので、尿毒症にならないように治療をすすめていくことが大切になります。医師とよく相談しながら、病気とつきあって行くことが大切です。

 

 

Photo : //www.ashinari.com/2011/08/30-349788.php

著者: 夏樹さん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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