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肺性心の治療法について

 

肺性心を知ろう

肺性心とは、何らかの肺の異常によっ心臓に異常または障害が起きた状態のことです


つまり肺の病気によって、血流が悪化すると、血液を全身へ送り出すポンプの役目をしている心臓の右側(右心室)に過度な負担がかかってしまい、肥大または心不全を起こしてしまいます

この心肥大や心不全を起こす病気が肺性心です。


全身から循環してきた血液の二酸化炭素を、右心はガス交換するため肺へ送り出す場所です。

この血液が肺へ送り出せないという事は、二酸化炭素を多く含んだ血液が肺へ届きにくくなってしまいます。
すると、血液の二酸化炭素濃度が高くなり、体が酸欠状態になります

呼吸の息苦しさ、臓器の酸欠により、体の機能が低下してしまいます。


この肺性心には2つの種類があります。

突然肺性心を引き起こす急性肺性心と何らかの持病による慢性肺性心があります。

どちらかと言うと、慢性肺性心のほうが悪化する確率が高い様です。

しかし、両者とも症状や治療法に大差はありません。

 

肺性心は、怖い病です。
原因の特定をしないと、治療ができないからです。

原因の特定をするため、症状が現れた場合は、医師へ相談しましょう。

 

症状

肺性心の症状は以下になります。

息切れ・疲れやすい・食欲の低下・手足のむくみなど。

急性の場合は急激な血圧の低下による失神が起こる場合もあります。

 

 

肺性心…現在の治療法って?

 

CT・心臓超音波・心電図で心臓の異常が発見され、肺性心が発見されることが多いようです。この際の異常は、主に心臓の右心室に見られます。

しかし、この肺性心の原因は肺疾患ですので、肺の治療を中心に行われます。

 

●肺の治療

肺の疾患の度合いによって、治療法は異なります。

薬物治療で可能な場合や、手術で肺を移植する場合などがあります。

 

また、肺の病気の最大の敵は『風邪』です。

特に気管支炎は、重症化しやすいため注意が必要です。

 

●心臓の治療

心臓は右心にかかっている負担を取り除かなければなりません。
利尿薬・強心剤・血管拡張剤などを使用して心不全を治療します。

また、血栓がこの病気を引き起こすこともあります。

静脈瘤や血栓性静脈炎です。

血栓が出来ない様、下肢の運動も欠かせません。

長期の入院などは、血栓に注意が必要です。

 


肺の細胞は一度破壊したりしてしまうと、元に戻りにくいのが肺の特徴です。
肺移植などの方法もまれにありますが、リスクを伴うものとなります。

早期発見・早期治療ができるよう、異変があればすぐに病院へ行きましょう。

 

 

 

(photo: by //www.ashinari.com/2012/12/07-373878.php)

著者: respo naokoさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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