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介護・認知症

高齢者の衰弱で表れる歩行の変化って?

高齢者の身体機能を如実に表すのが、歩行状態です。衰弱によって、歩行状態がどう変化するのかをまとめました。

 

歩行速度

衰弱による最も大きな変化が、歩行速度の低下です。歩行速度を決めるのは、歩幅と歩調(足を出す速さ)です。特に歩幅は、大きく影響します。

 

衰弱すると歩幅が小さくなります。大きな歩幅を確保するには、地面を蹴り出す筋力、股関節などの柔軟性、体のバランスを保つ能力が欠かせません。また、大きめの歩幅で歩くことにより、インナーマッスルといわれる体幹部の筋力がアップします。

 

高齢者の歩行速度と余命の相関を調べた研究もあり、歩行速度は高齢者の健康を深くかかわっています。

 

 

すり足で歩く

地面と足が接している時間が長く、足を高く上げずに歩く「すり足」歩行も、衰弱している高齢者の特徴です。脚を交互に出す際には、片足で体を支えなくてはなりません。身体機能が低下すると、これが難しくなり、歩行時の両足支持時間が長くなります。

 

すり足になる原因として、筋力の低下が挙げられます。足を高く上げる筋力が不足しているのも一因ですが、他にも体のバランスをとりづらくなっているという要因もあります。片足立ちの姿勢を保持できないと、安定した歩行ができません。足首の柔軟性もバランスをとるためには必要です。

 

すり足歩行では、わずかな段差でも足が引っ掛かり、転倒の危険があります。

 

高齢者の歩行状態に変化が見られたら、身体機能の低下を疑ってみましょう。衰弱が進行する前に察知できる、体からのサインともいえます。 

(Photo by: //www.ashinari.com/)

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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