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メンタル

うつ病の人は労災の申請はどうするべき?~精神障害の労災認定~

 

うつ病にいたる原因として、過度なストレスがその大きな理由のひとつになります。

 

ストレスの原因は家庭や人間関係など多岐に渡りますが、一番多いとされているのが職場でのストレスです。職場での昇進や部署移動などによる環境の変化、または仕事の失敗、人間関係のトラブルなど、職場でうけるストレスはあげるときりがありません。

 

しかし、それが原因でうつ病などの精神疾患に陥り、仕事が出来なくなり、身体的にも重篤な状態に陥ってしまった場合、または自殺してしまった場合などは、家族(または本人)が労災の申請を行う場合があります。

 

少し前のデータで申し訳ありませんが、2004年度の労災の請求件数は524件で(そのうち自殺請求は121件)、130件が認定されており、自殺の認定は45件とされています。


ここ最近の労災請求は、精神障害請求件数が増えているのが特徴です。

 

◆精神障害の労災認定の業務上外の判断方法◆

 

1999年9月に「心理的負荷による業務上外の判断指針について」が公表され、次の項目が挙げられています。

 

① 対象疾患に該当する精神障害を発症している事。
② 対象疾患の発病前6ヶ月間に客観的に該当精神障害発病させるおそれのある業務により、強い心理的負荷が認められること
③ 業務以外の心理的負荷および個体側要因により該当精神障害発病したと認められないこと

 

……と規定されています。

 

評価には「職場の心理的ストレス表」が用いられ、どの程度のストレスが労働者にかかったのかを客観的に判断するようになっています。
職場の心理的負荷は3段階に別れ、Ⅰ~ⅢのうちⅢが最も重いものと定義されます。

 

「Ⅰ」
① 顧客・同僚・部下とのトラブル
② 勤務形態の変化
③ 身分の昇進・昇格


「Ⅱ」
① 悲惨な事故や災害の体験
② 仕事の失敗
③ 責任発生
④ 出向
⑤ 左遷
⑥ 転勤
⑦ 上司とトラブル


「Ⅲ」
① 同じ職場に復帰できないような大きな病気や怪我
② 退職の強要

 

……などが位置づけられています。

 

いずれにせよ、指針は細かく定義され、その報告内容も大きなものが多いです。


できれば労災申請に至らないよう、日頃からメンタルケアに気をつけ、大きな精神障害に至らないようにするのが一番だと思います。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/11/25-010483.php )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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