カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 肺・気管支 >
  4. 肺塞栓症 >
  5. 心筋梗塞と同じくらい死亡率の高い!?肺塞栓とは?

気になる病気・症状

心筋梗塞と同じくらい死亡率の高い!?肺塞栓とは?

肺塞栓症とは?

 

何らかの原因で出来た血栓(血液の塊)が肺の動脈詰まってしまう病気です。
日本では、心筋梗塞と同じくらい死亡率の高い病気の一つで、毎年約20万もの人が亡くなっています。

 

なぜ血栓が肺まで達するのでしょうか?

体のどこかでできた血栓が、血液の流れに乗って、右心房、右心室を通ります。そして、肺まで達してしまい、肺で詰まってしまうのです。

 

 血栓の作られる場所は主にです。足というのは太ももの付け根、太もも、膝の裏あたりで、足から流れた血液は心臓を通り肺へと到達します。

 

症状


症状は比較的顕著に現れます。おかしいな?と思ったら、急激に症状が悪化することがあります。


・脈が速くなる(脈拍が増え1分間に100以上になることもあります。同時に呼吸の回数も増えます。)
・胸痛(息を吸うときの鈍い痛み。不快感という程度ということもある)
・ショック状態
・動悸
・咳
・血の混じった痰

 

原因

 

血液が固まりやすい、血液の流れが悪い、静脈の傷が原因して挙げられます。
60歳以降の男女がよく発症し、肥満の方にかかりやすいと言われています。

 

治療方法

 

肺には本来血栓を溶かす作用が備わっています。

体の中に流れている小さな血栓を他の臓器に流さない様にするためです。

 

抗凝固療法

一度肺塞栓を起こしてしまったら、血液をサラサラにする処置をとります。

この抗凝固療法に使用される薬と合わない食べ物が『納豆・クロレラ』です。
これらに含まれるビタミンKが薬の効果を弱めてしまいます。

 

血栓溶解療法

血栓を溶かす処置を行う事が多いです。血栓を溶かすことで、症状を緩和させます。

デメリットとしては、手術後の傷から血液が出血しやすくなります。場合によって輸血が必要となります。また脳疾患の患者には使用が難しいそうです。

 

カテーテル手術

カテーテル手術は直接血管に細い管を通し、つまっていた血栓を取り除く処置です。

回復手術とは違い、傷も小さいため術後の回復が早いのが特徴です。

細くなった血管を広げる際にも使用されます。血管の病気の大半をこのテーテル手術で対応しています。

肺につまった血栓を取り除く手術は比較的難しく、高度な技術が必要です。

 

 

 

この病気は主に入院時や、エコノミークラス症候群と言って、乗り物に長時間乗った後にも多く見られます。

骨折や手術、癌治療などで長期的に入院をした際は体を動かさない期間が長期的に続くため注意が必要です。

 

・長期間の入院の後に始めるリハビリには注意しましょう(突然歩いたり、立ち上がったりは危険です)

始める前には、かかとの上下運動や、指を動かす、膝を軽く曲げたり伸ばしたりしましょう。

 

・適度な水分補給をしましょう。

 

致死率がとても高く怖い病気ですが、リスクが高いかどうか?や予防方法を知っておくだけでも、発生の確率は格段に下がりますので、覚えておきましょう。 

 

 

(イラスト: by
//kids.wanpug.com/top_person.html)

著者: respo naokoさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

肺塞栓症に関する記事

こんな人は要注意!塞栓ができやすい人の特徴

  日常生活の中で塞栓が形成される機会はあまりありません。長い時間座りっぱなしで...

確定診断の難しい肺塞栓症~どのような検査が行われるのか?~

  肺塞栓症は原因不明とされる死亡の内、最も多いとされる原因の一つです。それほ...


血液だけが原因じゃない?意外な肺塞栓症の原因について

  肺塞栓症は血の塊が肺の細い動脈につまって急性に起こる病気で、一般的にはエコ...

肺塞栓症で最も多く見られる症状とは?

  肺動脈に血栓(血液の塊)がつまる疾患を肺塞栓症と言いますが、この血栓は、9...

カラダノートひろば

肺塞栓症の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る