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無作為比較試験やコホート研究など、がん予防のための研究方法

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がん予防のためには、がんのリスクの研究、そしてそのリスクを回避するための研究が欠かせません。
世界で標準的に行われているがんの研究方法をいくつか紹介します。

●無作為比較試験

リスクごとにグループを分けて、それぞれに薬を投与するという方法です。
例えば、遺伝的要因によってがんリスクが高いグループを2つに分け、一方には抗がん剤を、そしてもう一方には偽薬を投与します。
これによって抗がん剤の効果がどれくらいかわかるというメリットがあります。
比較試験は人間を対象に行われています。

●コホート研究

がんの研究論文などで、このコホート研究の結果が利用されるということも非常に多いです。
コホート研究は『観察的研究』とも言われています。
例えば、がんとタバコが関係あるのではないかという仮説を立てた時、ある地域で年代層や性別が同じで、喫煙以外の違いがない集団を一定期間、追跡調査します。
喫煙をするグループ、しないグループにおけるがんの発症率の違いを見るというのがコホート研究の一例です。

●患者対照研究

コホート研究に似通っている部分もあります。
年代層・性別が同じで、がんにかかった患者とそうではない健康な人とを比較し、何が違ったのかということを過去に遡って調べます。
現状から過去を探るのが患者対象研究です。

●動物実験

がんだけではなく、多くの病気の研究に使われています。
ラットなどを用いて発がん物質、抑制物質を調べる研究が一般的です。

●試験管内実験

がんが遺伝子にどのように作用しているのか、細胞を利用して調べます。
無作為比較試験、コホート研究、患者対照研究が人に対して行われるのに対し、動物実験と試験管内実験は人に対しては行われません。


(Photo by //pixabay.com/static/uploads/photo/2012/10/10/10/29/agar-60571_640.jpg)

著者: yurikoさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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