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生活習慣病

血液で分かる心筋梗塞マーカー検査

 

心臓の検査は、心電図や心エコーなどの大掛かりな装置を使った検査が多く、検査にも時間や費用がかかります。とくに心筋梗塞の検査では、心臓の血管に管を入れて測定する「冠動脈造影」が行われていますが、患者への負担も大きく、手軽にはできないという課題がありました。

 

血液検査で分かる心筋梗塞

最近では、このような検査だけでなく、血液を測定して、心筋梗塞の徴候を見つけられるマーカー検査が始まっています。

血液中にある心筋梗塞の徴候となる物質を測定し、心筋梗塞の徴候を定期的に検査しようというものです。血液検査だけですので、負担も少なく、定期的な測定が可能となり、病態の確認に重要な項目となってきています。

 

心臓から出るタンパク質「トロポニン」

狭心症や心筋梗塞で心臓に壊死がおきると、血液中に「トロポニン」というタンパク質が漏出します。

このトロポニンは、心臓の筋肉繊維を構成しているタンパク質です。

これが、狭心症などによって心臓の筋肉がダメージをうけると、血液中に出てくるのです

このトロポニンの量を測定することで、心臓のダメージの度合いがわかるというわけです。

 

心臓以外にはないトロポニン

トロポニンは心臓の筋肉繊維だけにあるタンパク質です。

そのため、トロポニンが血液中にあることは、心臓になんらかのダメージがある、ということを意味します。

 

心筋梗塞を起こした場合、このトロポニンは数時間後に血液中に出現し、約2週間血液中に存在するので、気づかない程度の発作でも、トロポニン検査から異常を発見できます。

 

 

狭心症の疑いがある場合や、生活習慣病で心臓に負担がかかっている場合には、医師からトロポニン検査を進められることがあります。トロポニン検査は、心筋梗塞の徴候をキャッチすることにもなりますので、定期的に検査することをお勧めします。

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2012/12/07-373882.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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