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気になる病気・症状

肺サルコイドーシスの長期観察

 

 

サルコイドーシスによる肺への病変は、X線による胸部検査によって、その進行を把握することが可能となります。
肺サルコイドーシスは、もしまかり間違って発生した肉芽腫が繊維化してしまえば、肺繊維を引き起してしまう危険性があるのです。


人が生命を維持する上で必須の心肺機能に深刻な損傷を与えないためにも、肺サルコイドーシスを発症したならば、長期の場合によっては一生、定期的に肺の状態を観察し続けることが義務づけられることとなります。


肺サルコイドーシスの胸部線像

●X線による肺サルコイドーシス進行のステージ


1.ステージ0 正常な胸部X線像
2.ステージ1 両側肺門リンパ節腫大
3.ステージ2 ステージ1に加えて肺陰影
4.ステージ3 肺陰影のみとなる
5.ステージ4 肺繊維となる●肺サルコイドーシスの長期観察


肺サルコイドーシスは発症後二年で自然消退しない場合慢性化の危険性があります。
そのため、発症後二年は長期観察が必要であり、その指針として胸部X線のステージが用いられるのです。
ステージ1の場合は六ヶ月ごと、それ以上のステージの場合は三ヶ月などより頻度の高い検査と評価が必要となります。


肺サルコイドーシスはほとんどが自然消退しますが、中には慢性化することもあり得ます。
そしてその慢性化こそが期観察が義務づけられる最大の原因なのです。
肺サルコイドーシスの治療は、短期的ならばステロイドの効果が確認されていますが、長期的な効果は未だ明らかになっていません。
そのため肺サルコイドーシスが慢性化するか否かは予後を大きく左右することになるのです。

 

(Photo by://www.photo-ac.com/main/detail/726?title=%E8%96%AC%E3%82%92%E9%A3%B2%E3%82%80%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%94%B7%E6%80%A72)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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