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遺伝子情報、ゲノムによるがん予防の可能性

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遺伝子の研究が進む中で、がんの予防にゲノムや遺伝子を利用するという方法も考えだされ、研究が進んでいます。

●ゲノム、遺伝子とは?

遺伝子には情報が詰まっています。その情報のことゲノムと呼んでいます。
遺伝子によってがんがおこる可能性は5%程度である、と臨床ゲノム医療学会は発表しています。
ただし、環境要因のリスクを高めてしまう遺伝子を持つという場合は少なくありません。
例えば、アルコールの酵素を分解出来るタイプの遺伝子・出来ないタイプの遺伝子によって、がんのリスクに違いが出るのではないかと言われており、研究が行われています。
アルコール酵素を分解できないタイプの遺伝子を持つ人が、アルコール酵素を分解できるタイプの遺伝子を持つ人と同量の飲酒をした場合、アルコール酵素を分解できないタイプの遺伝子を持つ人の方が酵素を分解する段階で肝臓に負担をかけるため、病気のリスクが高まります。

●予防と超早期発見

ゲノム、遺伝子を利用した解析では、まず遺伝子から見たがんのリスクがわかります。
リスクが高い場合には、日常の生活習慣も含めた総合的ながんリスクの低減に取り組むことが出来るので、予防法としては効果的と言えるでしょう。
また、超早期発見というものもあります。
超早期発見では、症状が全くない状態の『微細ながん』を臨床ゲノム解析というもので発見することが出来ます。
きわめて初期のがんですので、治療の金銭的負担、体力的負担が少ないです。

●がん予防とゲノムは発展途上

がんの予防法として注目されているゲノム・遺伝子関連の研究ですが、がんの化学予防と同じく発展途上です。
より高いレベルでのリスク低減のためには、更なる研究、検証、実用化などいくつもの段階が必要です。


(Photo by //pixabay.com/static/uploads/photo/2012/09/26/17/26/villa-58026_640.jpg)

著者: あゆみさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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