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気になる病気・症状

恐ろしい結核後遺症、脊椎カリエス

 

 

結核はかつては不治の病とされていました。
結核によって壊された肺の機能は結核が治っても元に戻ることはなく、そのためその後一生、肺の機能が損なわれる後遺症に苦しめられることになるからです。
そんな結核の後遺症も、さらに恐ろしい症状が存在します。
脊椎に結核菌が感染することによって起こる脊椎カリエスは、通常の結核の後遺症どころでなく、下半身麻痺などさらに重篤な結果を招くことに繋がるのです。


脊椎カリエス
1.肺の結核菌が血液を介して脊椎に
元々肺は酸素を血液に送る器官であり、肺に感染した結核菌もまた血液に入り込みやすくなってしまいます。
そして血液の流れの中でも重要度の高い器官が脊椎です。

 

2.結核菌が椎体を破壊
脊椎にたどり着いた結核菌が椎体を壊します

 

3.椎間板が感染し、椎体全体に波及
椎間板まで壊れると、隣接する椎体から椎体へととどまることなく全体に病巣が波及することになります。

 

4.椎体が乾酪壊死を起こす
結核菌が感染し尽くすと、椎体がチーズの腐ったような壊死巣となってしまいます。


脊椎カリエスとなり、脊椎の椎体が壊死巣となってしまうと、全身に倦怠感が起こり、食欲不振や、脊柱の硬直などが症状として表れます。
そして症状が悪化すれば、やがては脊髄に麻痺が生じ、下半身に力が入らず、しびれによる歩行障害が現れることにもなりかねないのです。


結核は不治の後遺症をできるだけ少なくするためにも、早期の治療を始め、速やかに結核菌を取り除くことが必要でしょう。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/2647)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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