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腎臓障害による尿崩症

 

尿崩症排尿の調節機能が正常に働かなくなる病気であり、排尿を司る臓器と言えば腎臓です。腎臓は血液から不純物などを濾過し、水分と共に体外に排出する機能を持っています。

この排出機能を調節するのが抗利尿ホルモン、バソプレッシンです。

 

腎臓はバソプレッシンに作用されることで排尿を調節するのですが、腎臓自体に障害が発生すると幾らバソプレッシンが合成されても、うまく排尿を調節できなくなってしまうのです。
この腎性尿崩症には腎臓に障害を与えるいくつもの疾患が後天的な原因として考えられます。

 

また、先天的には遺伝性の腎性尿崩症もあり、生まれつきバソプレッシンの作用を腎臓が受けにくいというケースも考えられるのです。


腎臓の障害による腎性尿崩症

●抗利尿ホルモンの作用低下
抗利尿ホルモンであるバソプレッシンの作用が腎臓の障害によって充分に効かなくなり、体内に十分な水分を保つことができなくなります。

●遺伝性の腎性尿崩症
先天的に腎性尿崩症となる場合があります。
この場合は、ほとんど遺伝し、後天性の原因によること無く多尿の症状を患うことになります。

●後天的な原因
1.高カルシウム血症
2.低カリウム血症
3.慢性腎盂腎炎
4.薬の副作用

 

治療
抗利尿ホルモン自体が効かなくなっているため、尿量を減らす為の薬や、原因疾患の治療、根本的な不足する水を補給する対処などがとられます。


腎性尿崩症になった場合、後天的でも先天的でもその患者の体質は抗利尿ホルモン自体が作用しない体質となっています。

ですので、抗利尿ホルモンの薬物療法は効果が無く、対症療法的に尿量を減らす薬などを投与するか、原因疾患を治療するという方法しかとれなくなるのです。

 

遺伝性の先天性はともかく、後天性の腎性尿崩症を予防する為にも腎臓の疾患は早期に治療した方が良いでしょう。

 

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/3802)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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