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高齢者の骨折で心配な後遺症~痛み編

骨が完全に癒合したのに、痛みの後遺症に悩まされる高齢者もいます。痛みの種類や原因についてまとめました。

骨折部と周囲が引きつれるように痛む

骨折の治療中、患部を固定して動かさなかったために、筋肉が衰えて萎縮・硬化したことが原因で起こります

筋肉が引っ張られるような痛み、けいれんするような感じ、違和感が多い例です。

骨折部位だけではなく、たとえば骨折した腕をかばって不自然な動きをしていた肩や背中の筋肉が痛むというケースもあります。

 

関節痛

治療のために固定していたことで動かさなかった関節、じん帯が硬くなり、動かしたり負荷がかかると痛みを感じます。

筋肉と同様、患部をかばうために他の部位が痛むこともあります。

 

患部の慢性的な痛み

骨折した部分がいつまでも痛む、雨の日には痛むといった「古傷がうずく」状態です。考えられる原因は、いくつかあります。

普通の骨折なら、数週間で骨は元通りに癒合します。

しかし、骨折の時に損傷した骨膜・筋肉のダメージが大きく、まだ完治していないこともあります。

特に骨膜は、血管や神経が多く通っているので、損傷すると痛みも強いでしょう。

骨折からの回復が順調ではなく、骨壊死や仮骨の過剰形成があると、痛みや炎症の原因になります。この場合は重篤な後遺症に至る可能性もあるので、治療が必要です。

 

しびれ

骨折後に強いしびれがあるなら、仮骨の過剰形成や、骨が正しく癒合しなかった「変形治癒」で、神経が圧迫されている恐れがあります。

 

心理的痛み

身体的には問題がないのに、骨折のショックや長期の治療で、痛みがあるような気がする「心因性疼痛」というケースもあります。

大切なのは、「本人は痛みを感じている」ということです。

頭から否定せず、不安を取り除くような対応が欠かせません。

反対に「気の持ちようだと思っていたら、患部に後遺症があった」という場合もあるので、訴えをきちんと受け止める必要があります。

 

痛みの原因が何であるか、ハッキリさせることが肝心です。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/03/13-377224.php)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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