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がん検診はどのくらいの頻度で受けるべき?検診と治療に関する病院の知識

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日本人の死亡原因の第1位となっているのががんです。

がんを防ぐためには予防、そして検診が重要です。

がんに気づくのが遅すぎたために、治療を行っても完治する可能性が低くなってしまうというのはよくあることです。

万が一がんがあったとしても、早めにがんを見つけることで完治の可能性は高まります。

 

●がん検診とは

がん検診とはがんを発見するための検診で、がんにかかっていない人が受けるものです。

がん検診を受けた結果、異常ありの場合は精密検査を受けます。

異常がなければ、また時間をおいて再度検診を受けるという形を取ります。

100%ではないものの、高い確率でがんを発見することが出来るのががん検診のメリットです。

 

●がん検診の方法

がん検診の方法は一つだけではありません。

がんが出来る部位が異なると、必要とされるがん検診の方法も異なるということを覚えておいてください。

 

●がん検診の頻度

がん検診を受けるとは言っても、1か月に1回、1週間に1回というように頻度が高くなってしまうと、検診を受けられない方も多いです。

これも部位によって異なりますが、1年に1回、もしくは2年に1回が多くのがんの検診頻度となっています。

頻繁に受けなければならないわけではないので、仕事をしている方でも受けやすいです。

また、1年に1回や2年に1回という検診頻度は基本的に40歳以上の方向けですが、若いうちからがん検診を受けられるのであれば受けておいた方が良いでしょう。

 

末期がんでも自宅療養できる?1人暮らしの在宅治療について

自宅療養をするためには家族のサポートが必要だと言われています。

では、一人暮らしをしていて家族のサポートが受けられない、配偶者がいない等の事情がある方は自宅療養が出来ないのかというとそうではありません。

末期がん、自宅療養ケアのシステムが整うにつれて、自宅療養を一人暮らしでも受けられるシステムも生まれてきました。

 

●一人暮らしの自宅療養

実際に一人暮らしで自宅療養をしている方でも、多くの場合は一日中一人きりというわけではありません。

というのも往診、訪問看護、ケア、ヘルパーなど自宅療養のケアに携わる人は多いからです。

ボランティアの人に来てもらっているという方もいます。

 

●家事はどうする?

一人暮らしだと家事は必須です。

出来るうちはもちろん自分でやる、という方が多いです。しかし、体が思うように動かなくなったときのことが心配なのは当然です。

多くの方は家事代行サービスを利用しているようです。

地域や業者によっても多少の違いは出ますが、24時間体制の家事代行で1日で15000円程度となっています。

 

●看取りは?

最期の時が最も心配という方が多いです。

在宅ケアの業者、医療従事者が看取ってくれるという場合もあります。しかし、がんに限らず、独居の方の看取りについてはいまだに問題があると言われています。

今後の更なるシステム化に期待が寄せられるところです。

 

機能強化型在宅療養支援診療所・病院って?

がんの治療をする場所は病院ばかりとは限りません。

在宅でがんの治療をするという選択肢もあります。

そこで利用したいのが在宅療養支援診療所や在宅療養支援病院です。

 

●在宅療養支援診療所・病院ってどんなもの?

言葉の通り、がん患者の在宅療養を支援する診療所のことです。

在宅療養で起こりやすい問題を解決するのに役立つシステムが整っています。

患者さんの容体はいつ急変するか分かりません。

そのような事態に備えて、在宅療養支援診療所は24時間いつでも対応可能となっています。

往診、訪問看護が可能であるというのも、在宅療養支援診療所・病院の特徴の一つです。

また、入院施設を持っており、福祉サービスとの連携もあります。

 

●機能強化型の在宅療養支援診療所・病院とは?

在宅療養支援診療所・病院は、在宅医療を受ける際もちろん役にたちます。

しかし、機能強化型の在宅療養支援診療所・病院は、それらのパワーアップ版と言ってもいいほど充実しています。

医科診療報酬点数表によれば、機能強化型在宅療養支援診療所・病院の要件は以下のようになっています。

『在宅医療を担当する常勤医師3名以上』

『過去1年間の緊急往診の実績5件以上』

『過去1年間の看取り実績2件以上』

機能強化型在宅療養支援診療所・病院を利用したり、介護保険やその他のサービス等を取り入れながら、患者も家族も快適に治療に取り組めるようにしましょう。

 

疼痛管理と緩和ケア、がんの自宅療養『在宅治療』について

がんの自宅療養は『在宅治療』と呼ばれることもあります。

病院ではなく自宅で過ごすことから治療というイメージはあまりないかもしれませんが、在宅でも治療を受けることができます。

そんな在宅治療は主に2つの治療を採用しています。

 

●疼痛管理

疼痛とは痛みのことです。

がんの場合、在宅治療を選択する人の中には末期がんの方も多いです。

がんの進行や転移はもう抑えられないので、残りの時間を自宅でゆっくりと過ごしたいという方が大半とみられています。

そのような中で、体にがんの痛みが出てしまうのは耐え難いはずです。

そのため、在宅治療では疼痛管理、つまり痛みを緩和するための薬剤投与などが行われます。

具体的には鎮痛薬投与のほか、抗うつ薬や抗けいれん薬を使うこともあります。

精神的な不安が体の痛みとなって現れる場合もあるので、疼痛管理にカウンセリングを含めている医療チームもあります。

 

●緩和ケア

疼痛管理に近いものがあります。

痛みに関するケアも含まれてはいますが、それだけではなく、暮らし方や日常生活の送り方に関する情報提供・手助けを行うことを緩和ケアと呼ぶ場合が多いです。

また、経済的問題への解決策提案や家族の心理ケアも在宅治療の緩和ケアの中に含まれています。

緩和ケアチームには、医師・看護師といった医療従事者はもちろん、ソーシャルワーカーや心理士も含まれます。

(Photo by http://www.ashinari.com/2009/11/09-030286.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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