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介護・認知症

骨折後の高齢者が抱く「転倒恐怖感」とは

高齢者の骨折で懸念されるのは、身体的な後遺症ばかりではありません。骨折を機に消極的になり、閉じこもってしまう人もいます。

 

骨折した高齢者が陥りやすい心理状態を説明します。

 

転倒恐怖感

「身体機能は十分あるのに、転倒への恐怖から歩行や移動をできるだけ避けようという心理、恐怖感」を、転倒恐怖感(転倒後症候群)といいます。転倒恐怖感が続くと、活動量が激減して体力が落ち、衰弱や寝たきりに至りかねません。

 

転倒恐怖感をもつ原因

◆骨折・治療のショック

転倒や事故で感じた強い痛み、つらい治療といった肉体的な苦痛が、大きなショックになっています。「あんなに痛い思いは2度としたくない」という恐怖から、歩行を避けようとします。

 

◆安静生活による意欲低下

治療中に安静状態が続くと、自立した生活に対する意欲が低下しがちです。手術・入院を要した人、脚の骨折で長期の安静を要した人に多く見られます。

 

◆諦め・老いの自覚

骨折を機に、「いつまでも若いつもりでいたけど、もう年なんだ」という事実に、改めて気付くことがあります。身体的な衰えに直面し、諦めや失望から、積極性を失います。

 

◆周囲からの忠告

骨折した高齢者の家族からすれば、「また骨折しないように」という気持ちで、「もっと気を付けて」「危ないことは避けて」と忠告するのは、自然なことです。

 

ところが、その言葉で萎縮して、歩行できなくなるケースもあります。家族だけではなく、医師や介護士からの言葉でも、同様です。

 

骨折にまつわる、さまざまな要因が高齢者に転倒恐怖感を与えます。

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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