カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. アレルギー >
  3. 色々なアレルギー >
  4. 治療 >
  5. 鼻茸の最新治療機器「マイクロデブリッター」とは?

アレルギー

鼻茸の最新治療機器「マイクロデブリッター」とは?

鼻茸(鼻ポリープ)の最新治療機器「マイクロデブリッター」とは?

鼻茸という病気をご存知でしょうか?鼻茸とは、風邪や鼻炎に長期間かかったり、アレルギー性鼻炎を放っておいたりした後に発症する、炎症性増殖性の鼻ポリープです。

 

鼻の粘膜の一部が腫れて肥大し、形状としては、白く水膨れたようなコブが見られるのが特徴です。放置しておくと次第に大きくなり、鼻づまりが酷くなるので、早めに受診した方が良いとされています。

 

また、この鼻茸が生じる原因については、はっきりとは明らかになっていませんが、おそらく合併する他の病気から考えると、感染症やアレルギー性疾患であると言われています。

 

そして治療法に関しては、近年技術の進展によって、鼻茸の治療法に内視鏡を用いた手術が主流として用いられるようになりました。

 

しかし、いくつかのクリニックにおいてはさらに最新の手術法である「マイクロデブリッター」という治療機器を導入しているところがあり、以前の半分の時間で早く確実に鼻茸を除去できるようになってきたと言うことです。

 

鼻茸治療の最新機器について

以前の治療法は、内視鏡を挿入してCCDカメラのモニター映像を見ながら、手元は細いはさみ状の鉗子(かんし)という器具によって病変組織を切除するという方法でしたが、肥大して大きくなった組織を切除するには時間がかかり、出血も多いことが難点でした。

 

しかし、最近登場したマイクロデブリッターと呼ばれる機器が導入されたことにより非常に短時間で安全な治療が行えるようになったと言われています。

 

この機器は、 

1)切除した組織を吸引する部分の先端が二重構造になっており誤って出血させてしまうことがない。

2)組織や血液が自動吸引されるので、手元の様子が鮮明

3)さらにカッター部分の高速回転により手術時間の短縮が行える

 

と言うことです。加えて、切除の際の痛みがほぼ無いという点においても優れています。全手術時間は、約10~15分で終了します。

 

予後について 

手術直後に関しては、血管収縮剤を投与して止血が行われていても、術後数時間経過すると出血することがあるので、必要に応じてポリープの発生した部位を「炭酸ガスレーザー」によって焼灼するという治療を行います。

 

さらに出血が心配される場合には、術後1~2日間は抗生剤を塗布したガーゼタンポン数本を中鼻道(鼻の奥にある通路)に挿入します。また数日間は、抗生剤と消炎鎮痛剤も内服します。

 

術後約1週間は鼻腔粘膜が浮腫状に浮腫んでしまう場合が多いようですが、約1ヵ月後にはほぼ正常に回復すると言うことです。

 

この鼻茸は治療してもまた再発することが多いことが指摘されています。自分で行える予防方法は無いかと考えるところですが、あるクリニックのお話によると、この病気とアレルギー性鼻炎はやはり深い関連性があり再発するうちは鼻炎が治りきっていない可能性が高いと言うことです。

 

鼻炎の傾向があると感じた際は、その都度耳鼻科へ受診をして完全に治療することが鼻茸の治療にも繋がると言われています。

(photo by://pixabay.com/)

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

治療に関する記事

根本治療ではない?対症療法としての抗アレルギー剤について

アレルギー症状の対症療法として用いられているのが、抗アレルギー剤です。●アレルギ...

エコノミークラス症候群発生リスクが3倍に上昇する?!新規の『ステロイド』を使用

ステロイド(糖質コルチコイド)は、副腎と言う腎臓の上に乗っている小さな臓器から...


アレルギーが鼻ポリープ(鼻茸)の原因に?!侮ってはいけなアレルギー!

鼻ポリープの原因は必ずしもひとつではなく、詳しい原因についてはまだわからない...

体に優しいアレルギーの治療法、自己治療法…自己治療のはじめどき・終わりどきって?

    アレルギーに対する病院以外での治療には、漢方治療、自然療法、民間...

カラダノートひろば

治療の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る