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アレルギー

先進国にアレルギー疾患が多い理由

 

先進国では気管支ぜんそくや花粉症のどのアレルギー疾患が増加しています。増加しているという点で、先進国に共通する環境的な要因が疑われますが、その中で強く信じられているのが衛生仮説という考え方です。この衛生仮説は、イギリスの学者がアレルギーの子どもを対象にして行った調査から提唱されたものです。以下衛生仮説について詳しく見てみましょう。

 

 

衛生仮説の考え方

衛生仮説は「衛生環境の改善や、少子化に伴う乳幼児の感染症リスクの低下がアレルギー増加の一因となっているのではないか」とう仮説です。つまり、アレルギー疾患を持つ子どもは衛生環境がいい地域に住んでいる子どもに多く、また、乳幼児期にいろいろな感染症にかからなかった場合に多い傾向があるということです。

 

Th1細胞とTh2細胞

体の中には免疫反応をつかさどるリンパ球という細胞があります。そしてこのリンパ球を細かく種類分けしていった中に、Th1細胞とTh2細胞という2つの細胞があります。研究ではアレルギー疾患はこの2つの細胞のバランスが崩れたときに発症するとされており、TTh2細胞がTh1細胞より増加した場合にアレルギー疾患が起こりやすくなると言われています。

 

Th1細胞を優位にするには

Th1細胞を優位にするには細菌などの感染による刺激を受けることが必要です。子どもは胎児のときには無菌状態で生きており、このときはTh2細胞が優位にかたよっています。その後、成長に伴ってTh1細胞が優位になっていくのですが、その過程で大切なのが、生活の中で周囲の微生物からの刺激、とりわけ細菌などの感染性微生物からの刺激なのです。つまり、微生物や細菌性微生物の刺激が正常な発達のお手伝いをしてくれているということです。

 

 

アメリカの研究では乳幼児期にペットを飼うことが、アレルギー対策によいという報告もあります。子どもが感染症にかからないように気をつけたいのが親心ですが、適度に細菌にふれることで細胞が強化されるというのは知っておいてほしいところです。

  

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/01/10-374943.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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