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7割の患者が症状改善!?高齢者の排尿障害に鍼灸治療!

 

 

年を取るにつれて身体には様々な不調が現れてきますが、その内の一つに排尿障害があります。

急な尿意に我慢ができない、夜間に何度もトイレに行く、といった膀胱機能に失調が見られます。

 

そんな高齢の排尿障害に対して鍼灸治療が功を奏します。

 

 

鍼灸治療の効果

鍼灸治療は排尿障害に対してどのような効果があるのでしょうか?

それには以下のような事があります。

 

○膀胱の支配神経及び膀胱と同じ脊髄文節にある組織に対する刺激によって、膀胱活動を司る神経の機能が回復する。

 

○下腹部の血流量の改善と自律神経が調整されることによって膀胱活動が正常に近づく。

 

 

実際の効果

○尿意切迫、切迫性尿失禁などの過活動性膀胱の高齢者(平均73歳)に対して、鍼治療を4回実施すると、膀胱容量は有意に増加し、頻尿・切迫性尿失禁は7割の症例に症状の消失もしくは改善が見られました。

 

○夜間頻尿を有し薬物療法が効かない36名の患者を、温灸治療グループと十分に温度が上昇しないsham温灸グループの2群に分けて実験を行いました。治療は患者自身が中極(下腹部のツボ)に対して1週間毎日施灸を行いました。

その結果、温灸治療グループでは1日当たりの平均夜間排尿回数に有意な減少が見られ、sham温灸グループでは有意な変化は見られませんでした。

 

 

まとめ

高齢になると自然と排尿機能に障害が現れて、日常生活に不便を感じてしまいます。

認知機能には問題が無いのに、下着を汚してしまうので認知症と疑われてしまうこともあります。

そんな方に鍼灸治療は有効な治療法の一つとなります。

 

ただし、器質的疾患(例えば前立腺肥大)を持っている方は原疾患に対する西洋的治療と鍼灸治療を組み合わせて行うとより効果的でしょう。 

 

  

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2012/02/23-358024.php?category=265)

 

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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