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気になる病気・症状

もやもや病の吻合手術

 

もやもや病はまだ病態のすべてがわかっている病気ではありません。

統計もほかの病気ほど多くはなく、研究も発展途上の病気と言えるでしょう。

 

●もやもや病の治療と手術

もやもや病の対症療法として有効なのが血流の改善です。

遺伝子と環境要因から起きると考えられる血流の悪さを予防する決定的な方法は今のところ見つかっていません。

ですので、悪くなった血流を改善することがもやもや病の治療となるのです。

血流低下を改善するための方法としては薬によるものもありますが、手術もあります。

また、もやもや病の症状で脳出血が起きた場合には出血部位が脳を圧迫しないように手術で取り出します。

 

●吻合手術とは

もやもや病の治療で血流を改善させる手術は広くは血行再建術と呼ばれています。

その中のひとつが吻合手術で、血管同士をつなげて血流を改善するという手術です。

もやもや病は脳全体の血流が低下するわけではありません。

血流が低下しないところを血流が低下するところとつなげるのが吻合手術です。

 

●後遺症はあるの?

愛知県の名古屋第二赤十字病院で小児期(15歳以下)のもやもや病に対する血行再建術の予後を調べたところ、その9割で後遺症がないことがわかりました。

残りの1割に見られた後遺症は知能低下、片麻痺などです。

 

吻合手術とはもやもや病で血流が悪くなっている血管をほかの血管とつなげて血流を改善する手術のことです。

吻合手術も含めてもやもや病の血流改善手術は血行再建術と呼ばれています。

この血行再建術で後遺症の有無を調べたところ、名古屋第二赤十字病院ではその9割に後遺症なしとの結果が出ました。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2013/02/09/13/34/surgery-79688_640.jpg?i])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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