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生活習慣病

慢性腎臓病における、2種類の薬物療法とは?

 

慢性腎臓病における薬物療法は原因療法と対症療法の2つに大きくわけられます。

 

 

原因療法

原因療法は病気の原因となっているものを取り除くための治療です。主に腎臓の発症原因となる免疫系や血液の凝固異常に対する治療が行われます。しかし慢性腎臓病は様々な病気が原因になり得るものですし、腎臓の機能低下そのものに効く薬物療法はまだ十分にありません。

原因療法に使用される薬には、副腎皮質ステロイド(ステロイド)、免疫抑制薬、抗血小板薬と抗凝固薬などがあります。腎炎の発症や進行には、体内での免疫機能の異常が深くかかわっていることが確認されています。このため、免疫機能を抑制するステロイドや、免疫抑制薬が使用されます。

例えば腎炎やネフローゼ症候群ではステロイドの投与が優先して行われますが、投与は短期間で行われます。というのもこれらは長期間の投与では副作用の危険が大きく、使用に十分な配慮が必要だからです。

 

 

対症療法

腎臓病における対症療法はむくみや高血圧などの症状改善を目的とした治療です。こちらが主に腎臓病の薬物療法と言われるもので、病状を軽くしたり、病気の悪循環を抑える治療です。

対処療法に使用される薬には、降圧薬、利尿薬、高脂血症改善薬などがあります。それぞれの症状に合わせた薬が処方されますので、その種類は多岐にわたります。

 

 

 

慢性腎臓病の薬物療法と言われると対処療法の方が大きく取り上げられることが多いです。それは原因療法がまだ効果として十分な結果が得られないことや、限定的なケースにしか適用できないことに理由があります。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/02/28-376735.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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