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生活習慣病

腎臓病になると処方される、体内バランスを調節する2つの薬

 

腎臓の機能が低下すると、体液量や、イオンバランスの調節がうまくいかず、場合によってはそれが致命的な病気を引き起こすことにもなりかねません。とくにカリウムやリンは過剰に体内にあると、体の不調を引き起こすものですから、食事療法においても制限がなされます。

 

 

カリウム吸着薬

腎臓の機能が低下すると、体内に取り込んだカリウムが上手に排出されず、体内にたまっていきます。これが高カリウム血症を引き起こす原因になります。カリウムは体にとって不可欠なものですが、過剰にたまりすぎると手足のしびれや不整脈といった危険な症状の原因になり、その場合は突然死を引き起こすこともあります。

カリウム吸着薬は、食事療法の制限によってもカリウム値が5.5Eq/L以上となる場合に使用されます。この薬はカリウムを腸の中で吸着し、便に排泄する作用があります。

 

リン吸着薬

腎臓の機能が低下すると、リンの排泄が上手に行われず、高リン血症になる危険があります。高リン血症になると低カルシウム血症や副甲状腺機能亢進症となり、骨がもろくなったり、心臓や血管に悪影響を及ぼします。

このため、リンを体内に残さないように、食事中に含まれるリンに結合し、体内に吸収されない状態にして、そのまま体外に排出する作用のあるリン吸着薬が用いられます。一般的には炭酸カルシウムが用いられますが、食事に含まれるリンと吸収される前に、結合しなければならないため、食中か、食後すぐに服用する必要があります。

 

 

カリウムやリンは食事制限でも重要視されますが、他の制限とのバランスでうまくいかないこともしばしばあります。そのため、これらの薬によって、過剰摂取を緩和することが必要になります。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/04/06-035652.php])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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