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生活習慣病

人工透析の前と後で薬が変わる?!

 

慢性腎臓病の治療に用いられる薬は、人工透析導入前と後で異なります。

 

 

慢性腎臓病が進行すると、その機能を外から補うために人工透析を導入する場合が多くあります。

 

人工透析前

慢性腎臓病は病気が進行する前は手術をする必要はあまりなく、生活習慣の改善、食事療法、そして薬物療法が中心になります。人工透析前に使用される薬物は以下のようなものです。

高血圧症…降圧薬

体液量の増加…利尿薬

高血糖…糖尿病治療薬(インスリン、経口糖尿病)

脂質異常症…高脂血症治療薬

腸管内毒素…口径活性炭製剤

貧血…赤血球造血刺激因子製剤、鉄剤

これらの薬を原因となる病気の種類や、症状によって使い分けます。通常、薬は体内である程度分解・解毒されて体外に排出されます。しかし、腎臓の機能が低下している状態では、この分解がスムーズにいかないことがあるため、薬の成分濃度が上昇したりしてより腎臓に負担をかける可能性があります。

 

人工透析後

人工透析だけでは腎臓の機能を全て補うことはできません。そのため、その不足する機能を薬で補う必要があります。これに加え、合併症に対する薬も必要に応じて服用します。

カリウムの吸収を抑制する薬

リンの吸収を抑制する薬

尿酸を下げる薬

活性型ビタミンD製剤

貧血の薬

基本的には人工透析で補いきれない腎臓の機能の代用として服用しますが、人工透析前から継続して服用するべきものもあります。

 

 

人工透析によって腎臓の働きの一部はまかなえますが、全てを担ってくれるわけではありません。人工透析をしても合併症などまでが治るわけではありませんので、人工透析をする際はそれらをふまえておくことも大切です。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/06/30-005016.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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