カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 慢性腎臓病(CKD) >
  4. 薬物療法 >
  5. 注意点 >
  6. カルシウム拮抗薬とグレープフルーツ

生活習慣病

カルシウム拮抗薬とグレープフルーツ

 

慢性腎臓病で最も危惧されているのは、高血圧症との併発です。高血圧症に対して使用される薬はいくつかありますが、その中のひとつにカルシウム拮抗薬があります。

 

 

グレープフルーツジュースと一緒に飲んではいけない

カルシウム拮抗薬を処方される際は、グレープフルーツジュースと一緒に飲んではいけないと指導されます。これはグレープフルーツと一緒に飲むとカルシウム拮抗薬の効果が強くなりすぎるためです。降圧効果が大きくなりすぎると、低血圧をまねく危険があります。

 

フラボノイドが原因

グレープフルーツに含まれるフラボノイドの一種が、薬を代謝する酵素の働きを弱めてしまうのが原因と考えられています。一般的に薬は体内の酵素の働きによって、肝臓や小腸で酸化・還元されることで一部の効力を失い、ある程度効果がなくなることが正常な薬の効果の出方です。グレープフルーツによって酵素の働きが弱まることで、薬がほとんどそのままの力を持って効いてしまうため、危険になります。

 

2~3時間後

薬は通常、2~3時間で体に吸収されますので、それよりも後にグレープフルーツジュースを飲むことはかまいません。しかし逆にグレープフルーツジュースを飲んだ後はカルシウム拮抗薬を飲むまでに10時間以上時間をあけなければいけません。これほどグレープフルーツの阻害作用は長く続きます。

 

フレッシュグレープフルーツ

この作用はグレープフルーツそのものか、フレッシュグレープフルーツにありますが、果汁還元ジュースにはありませんし、みかんやオレンジにはこの作用はないそうです。

 

 

基本的にカルシウム拮抗薬を服用しているときには、グレープフルーツは避けた方が良いかもしれません。どうしても摂取したい場合は薬との時間のあけかたに気をつけるようにしましょう。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/04/02-035498.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

注意点に関する記事

注意!慢性腎臓病の薬と、その他の薬の飲み合わせ

  慢性腎臓病でも、もちろん他の病気にかかります。 また、ちょっと体調が...

知っておきたい!慢性腎臓病の薬の注意点

  慢性腎臓病になると、たくさんの薬がでます。 それぞれ、役割がちがう薬...


知らないと危険!慢性腎臓病患者は市販の薬に気をつけて!

  慢性腎臓病を患っている方は、色々な制限等があります。そのなかに市販の薬も気...

【要注意!】複数の薬を使用する腎臓病での薬の相互作用

  慢性腎臓病の薬物療法で使用される薬のほとんどは、強い副作用を持っていません...

カラダノートひろば

注意点の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る