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知っておきたい、高齢者の関節疾患治療【薬物療法について】

 

高齢者の関節疾患で行われる保存療法では、炎症を抑えて痛みを緩和する薬物療法が治療の大きな柱です。患部によって、どのような薬物を用いるのかをまとめました。

 

 

外用薬

内服薬(飲み薬)と注射薬以外の薬で、さまざまなタイプがあります。

 

◆貼付薬(貼り薬

湿布・テープ剤があります。皮膚表面から浸透した薬の成分が毛細血管から吸収されます。

関節疾患では頻繁に処方されますが、手先が不自由な高齢者や患部に手が届きにくい場合は、粘着面同士がくしゃくしゃに貼り付いていてしまうので、介助が必要です。

 

◆塗布薬

軟膏・クリーム・ローション・ジェル・スプレーがあります。湿布やテープ薬を貼りづらい、指など小さな関節に便利です。

 

◆座薬

肛門から挿入し、痛みや炎症による腫れ・熱を和らげます。腸粘膜から薬が吸収され、素早く効くのが特徴です。食事の時間と無関係に使用でき、胃が荒れないというメリットがあります。

 

 

内服薬(飲み薬)

経口投与により、主に小腸から薬の成分を吸収する薬です。

消炎鎮痛剤のほか、関節リウマチでは免疫異常を抑制する抗リウマチ薬が処方されることもあります。

形態は、粉・カプセル・液体・錠剤などがあります。嚥下に問題がある高齢者なら、無理なく服用できるタイプを処方してもらいましょう。

 

 

注射薬

非常に痛みが強い場合などには、関節に直接注射をします。炎症を抑えるために、ステロイド剤という強い薬を用いることもあります。

関節の滑りを良くするヒアルロン酸注射もあります。軟骨を保護し、ごく初期の関節炎程度なら、軟骨の再生を促進する働きがあるといわれますが、進行した関節症では難しいでしょう。

 

 

関節疾患の薬は、使用が長期にわたるケースが多いため、副作用についても確認してください。

胃腸・腎臓・肝臓に障害がある高齢者には使えない薬もあります。

これまでの病歴なども含め、医師に相談しましょう。

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/06/09-378944.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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