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バセドウ病眼症の治療は眼科医で!

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バセドウ病によって起こる目の異常を、バセドウ病眼症といいます。
バセドウ病眼症は主に次の2つに分けられます。

・甲状腺機能亢進によるもの
上まぶたがつりあがり、目がかっと見開いた状態になります。「上眼瞼後退」といいます。

・自己免疫の炎症によるもの
炎症のために眼球が出たり、まぶたが腫れたりします。
これに伴って、結膜が充血したり、角膜に傷が付いたり、ものが二重に見える等の症状が起こることがあります。
甲状腺機能を正常にしなければ、眼症の治療もうまくいかないため、抗甲状腺薬を欠かすことはできません。

■バセドウ病眼症の3つの治療法
眼症の治療法には次の3つがあります。

副腎皮質ホルモン(ステロイド薬)
 炎症を和らげ、免疫を抑制して後退を減らす働きがあります。
 重症の眼球突出や複視では、他の治療法と併用されることがあります。
 使い方には、点滴、内服、眼瞼等に直接注射する方法の3つがあります。
 副作用が出やすいため、治療は慎重に進めます。

放射線の照射
 リンパ球湿潤を抑える目的で、眼球の奥の筋肉組織などに弱い放射線を照射し、眼球の突出を軽くします。
 周囲への影響を避けるため、他の部位を保護するお面をつけ、10回に分けて照射します。

手術
 複視や視力障害の治療法です。
 目の奥の眼窩の壁(骨)の一部や脂肪を取り除き、スペースを広げて圧力を下げる手術や、眼筋の癒着した組織をはがして痛んだ部分を修復する手術があります。
 高度な技術が必要ですが、成功すると大変よくなる場合があります。

■目の障害のタイプや程度に合わせた治療を

バセドウ病眼症は、甲状腺疾患の専門医と眼科の専門医が連携して治療に当たる必要があります。
眼科を受診する際は、甲状腺疾患の担当医に紹介状を書いてもらうと良いでしょう。

眼科では、MRI検査などで目の障害のタイプや程度を調べ、その人の症状に合った治療をします。


(Photo by //www.ashinari.com/2010/10/29-037043.php )


著者: ナムルさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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