カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. アレルギー >
  3. 食物アレルギー >
  4. 危険!小麦によるアナフィラキシーショック 小麦アレルギーはどのように進行する? その諸症状など

アレルギー

危険!小麦によるアナフィラキシーショック 小麦アレルギーはどのように進行する? その諸症状など

日本でも最近多くの人が主食として受け入れているパンの主原料である小麦粉が、よりにもよってアレルゲンとなってしまう小麦アレルギーは非常に深刻な疾患と言って良いでしょう。

 

一旦小麦アレルギーになってしまえば、治療と予防策として小麦をほとんど摂取できなくなってしまいます。ほんのわずか使用している加工食品すら食べられなくなってしまうのです。

 

アレルギーの症状の中には、時として命の危険すらある発作が含まれているのです。それがアナフィラキシーショックと呼ばれるショック症状となります。

 

これは蜂の毒などによっても引き起されるもので、そこからも致命的な危険性がわかるのではないでしょうか。

 

■危険なアナフィラキシーショック

●アナフィラキシーショック

I型アレルギー反応の一つで、外来抗原による過剰な免疫応答により発生するショック症状です。

小麦アレルギーが悪化すると、少量の小麦だけでこのアナフィラキシーショックが引き起されることもあります。

 

●アナフィラキシーショックの症状

外来抗原によりアレルゲンが全身に回ることによって引き起されます。

1.全身性の蕁麻疹

一部では無く全身に一度に回る蕁麻疹です。

2.喉頭浮腫、喘鳴

3.ショック症状

アレルゲンが全身に回るショック症状で、死に至ることもあるでしょう。

4.腹痛、下痢

 

アナフィラキシーショックの危険性は、一度目よりも二度目と回数を重ねるごとに危険性が増すと言うことです。

 

アナフィラキシーの原因は免疫機構の暴走であり、一度発作を起こすごとにその免疫機構の反応が敏感となり、より少量の小麦などのアレルゲンによって重篤な発作が引き起されることになってしまいます。

 

小麦アレルギーの症状とは

食物アレルギーの中でも三大アレルゲンをご存知ですか?

三大アレルゲンとは「卵」「牛乳」「大豆」のことを指します。

 

そして今回ご紹介する「小麦」は、これら三大アレルゲンについで発症が多い食物アレルギーとなっています。

 

小麦の含まれる食品

小麦は以下のように様々な食品に含まれています。

・粉類(小麦粉、天ぷら粉、パン粉)

・パン類全般

・麺類(うどん、そば、そうめん、パスタ、マカロニ、ラーメン)

・菓子類(ケーキ、ホットケーキ、クッキー、ビスケット、ドーナッツ、せんべい)

・調味料(小麦胚芽油、醤油、穀物酢、カレールー)

 

これらはあくまで一例であり、この他にも多様な食品に含まれています。また、同一の製造ラインで作られている場合でも、小麦が混入する可能性があります。

 

小麦アレルギーの症状

小麦アレルギーの症状は、他の食物アレルギーと同様に体の様々な箇所に現れます。

・皮膚(麻疹、腫れ、かゆみ)

・消化器(ノドが痛む、吐き気、嘔吐)

・呼吸器(呼吸困難、鼻づまり、咳)

またこの他に、動悸、口内炎、血圧の低下、手足が冷え、めまい、血尿などの症状も現れる場合があります。

 

食事をしてから小麦アレルギーを発症までの時間は個人差があります。症状が出るまでの時間として15分から20分が多いと言われています。

 

小麦を含む食品は日常に溢れており、かつ症状の重さ、種類も多様です。

ご自身が小麦アレルギーであるならば、食品に小麦が入っているかを確認しましょう。

 

また、万が一食べてしまったときのために、ご自身の小麦アレルギーの症状を把握しておきましょう。

 

小麦アレルギーによる諸症状

人体に備わっている免疫機構は、外来の有害な物質から健康を守ってくれる必要不可欠なものです。

しかし、その免疫機構が誤作動、暴走を起こし、守られるべき健康を損なうこともあり得ます。

それがアレルギーであり、主に食物によって引き起されるものを食物アレルギーと呼びます。

そして、小麦粉によって引き起されてしまうアレルギーが小麦アレルギーです。

 

小麦粉という人々の食生活において欠かせない食物がアレルギーの原因であるアレルゲンとなってしまうと、かなりの範囲で食事の献立に不自由することになるでしょう。

普段の食事だけで無く、多くの加工食品が大なり小なり小麦を使っているのです。

パンなどの主食だけでなく、多くの商品を注意深く選ぶことが求められるようになります。

 

■小麦アレルギーの症状

1.皮膚

●発疹・蕁麻疹

皮膚の至る所に赤い発疹や表面が盛り上がる蕁麻疹が発生します。

 

2.内臓

●呼吸器

くしゃみや鼻水、鼻づまり、のどの痛みや、喘鳴が発生し、呼吸が困難になってしまいます。

●消化器

消化器官のあたりに違和感が発生し、吐き気や嘔吐、腹痛や下痢などの症状が発生する場合もあります。

●循環器

脈拍が多くなり、血圧が低下、手足が冷たくなります。

●神経

神経の働きが鈍り、活動レベルが低下、めまいや意識消失などに至ることもあるのです。

※これは体内で分泌されるヒスタミンなどが原因によって引き起されます。

 

小麦アレルギーによって引き起される症状は他の疾患と間違えそうなものばかりです。

ですが、その症状の原因が小麦アレルギーならば、どんな治療も効果無く、対処法としてアレルゲンである小麦の摂取量を抑制する食事療法しかないといって良いでしょう。

 

小麦アレルギーの症状はどのように進行する?

小麦アレルギーの主な症状としてアナフィラキシーが挙げられます。

アレルゲンが体内に入り、免疫反応を示すことで分泌されるヒスタミンという物質がこのアナフィラキシーを引き起し、アレルギーの諸症状を引き起すことになります。

 

ヒスタミンは肥満細胞という細胞から分泌され、血流を通って体中のありとあらゆる場所に運ばれる危険性があるのです。

このヒスタミンが全身に一気に回ってしまうことをアナフィラキシーショックと呼び、生命の危険にすら及びます。

 

■アナフィラキシーの進行

●アナフィラキシー

IgEという肥満細胞から分泌されるヒスタミンなどが細動脈の血管拡張や細気管支、気管支の収縮を引き起すのがアナフィラキシーというアレルギー反応です

 

1.アレルゲン

アレルゲンが体内に入り込むことで、免疫反応の一環として肥満細胞からヒスタミンなどの媒介物質が遊離し、血流によって全身に運ばれます。

 

2.アレルギー反応

過剰なヒスタミンが運ばれた部位で、血管収縮などの反応が引き起されることになり、それが様々なアレルギー反応の引き金となるのです。

 

3.ショック症状

ヒスタミンが全身に一気に回ってしまうことで、アナフィラキシーショックという症状を引き起し、死んでしまう危険性も発生してしまいます。

 

アナフィラキシーショックを含め、アナフィラキシー自体を予防するのならば、アレルゲンの摂取を抑制、もしくは一切を禁止することしかありません。

 

小麦アレルギーも小麦の摂取量を抑えることでアナフィラキシーを抑制し、アレルギー症状を減らしていくことができます。

そうして徐々に摂取できる小麦の量を増やしていき、身体を慣らしていく食事療法なら、完全とは言わなくても小麦アレルギーを治療することが可能となるのです。

(Photo by: http://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

食物アレルギーに関する記事

食物アレルギー、小麦!小麦を除去した食事法と生活のポイント・代用食品

小麦アレルギーは、アレルゲンを摂取した後に運動をするとアナフィラキシーショッ...

えびでアナフィラキシーを起こしたら…準備が肝心!エピペン使用のタイミング 突然の発症へのシュミレーション

えびアレルギーでは、激しい症状がでるアナフィラキシーショックに至るケースも多...


卵アレルギーと魚卵 ~食物アレルギーの食事療法や代替え食材など~

  卵アレルギーというと一般的には鶏卵を指します。卵アレルギーという言葉を改め...

除去食と代替食の違いって?食物アレルギーへの耐性をつけるには?除去のポイントは?

食物アレルギーの治療の基本となっているのが除去食です。 原因となる食物を取...

カラダノートひろば

食物アレルギーの関連カテゴリ

食物アレルギーの記事ランキング

人気体験談ランキング

アレルギーのひろば閲覧ランキング

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る