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気になる病気・症状

7割が潜在性!橋本病

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橋本病は慢性甲状腺炎とも言います。
その名前のとおり、甲状腺に慢性の炎症が起こる病気です。

甲状腺に対する自己抗体ができて、その自己抗体が甲状腺だけを徐々に破壊していく、自己免疫による病気です。

■約70パーセントの人には症状が出ない

血液の中に自己抗体(甲状腺を破壊する抗体)が存在していても、甲状腺の本来の機能(ホルモンの合成、分泌)が保たれている限り、特に症状は出てきません。
甲状腺機能が正常値の橋本病は、全体の約70パーセントを占めています。

病気があることに気付かないままに過ごしている人は多いと考えられます。

■甲状腺の破壊が進むとホルモン不足に
甲状腺は、リンパ球の湿潤が進むと、炎症が起こって組織が破壊され、「慢性甲状腺炎」の状態になります。

すると、下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)が増え、甲状腺に対してホルモンを作るように促します。
その刺激を受けて甲状腺が働くので、ホルモン量はあまり変わりません。
この段階では、まだ機能低下症の症状はあらわれません。

しかし、TSHの刺激とリンパ球湿潤などにより、甲状腺全体はびまん性に硬く、大きくなっていきます。
そして、甲状腺の破壊がさらに進むと、甲状腺の働きが落ちて、ホルモンの合成・分泌ができなくなります。

そのため、血液中のホルモンが不足して、機能低下症の様々な症状があらわれてくるようになります。


(Photo by //www.ashinari.com/2012/05/22-362191.php )


著者: ナムルさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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