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真面目な性格の人は注意! うつ病の罪悪感~知っておきたいうつ病の症状~

   

従来のうつ病になりやすい方の中に、几帳面で仕事好きな傾向があると言われています。それ以外の方も、ほとんどは真面目な印象を受けます。

 

うつ病になると、精神症状のほかに不眠や食欲不振など、身体面でも支障が出てくる事は知られていますが、当たり前の事ながら、眠れない・食べられない状態が続くと、集中力も続かなくなりますし、仕事の効率もどんどん落ちてきます。

そして仕事がうまくいかなくなると、よりいっそう精神的に落ち込み、うつ病が進行するという悪循環に陥ります。

 

うつ病の方の精神面の症状の一つとして、自分はダメな人間だという「自責」や「罪悪感」というのがあります。

もともと社会に対して真面目に貢献したいという性格の方が多いので、自分が仕事や家事が出来なくなるとそれは「罪深い」という概念へと変わってきます。

 

「罪深い」という体験はそれぞれの文化や宗教を背景にして、少々表現するニュアンスが変わってきますが、日本の中年者の訴えでは、ほとんどがこの仕事や家事への罪悪感が主になります。

罪悪感というのは、自分の存在の重みや自分が生きている意義をあやしくします。

 

* 自分は罪深い人間だ。

* 自分には生きていく値打ちがあるのか。

* 自分はいないほうが良いのではないか。

 

思考がまるで無限の呪文のようにループし、どんどん悪い方向へと転がっていってしまうのです。

 

軽症のうつの場合は、いつもこうした罪悪感を感じているわけではありませんが、それでも時々頭をかすめます。

そして時としてそれが自己破壊的な行為を実行に移させるバネになるのも事実のようです。

 

うつ病というものは、日頃からネガティブな方だけがなる病気ではありません。

あのポジティブを絵に描いたような人が何故?……という方でも、何かの引き金であっという間に、まるで崖を転がり落ちるかのようにうつ病を発症することもあります。

 

逆にいうと、そういう方のほうがより一層辛いのかもしれません。

 

何をするのも「おっくう」という症状とうつ病の関係

「おっくう感」はうつ病にとって「不安」「イライラ」「憂鬱気分」に続く症状です。

これは他人にはわかり辛く、自分にしかわからない症状ですが、うつ病が中等症以上になると、外から見ても身のこなしや表情で見て取れるようになります。

これが行動上の抑制、または客観的抑止という症状です。

 

油断できない「おっくう感」

このおっくう感の苦痛は、不安に比べればずっと小さく、憂鬱気分に比べても小さいので意外と見落としがちです。また言葉で表現しようとしても上手く表現できないというのがあります。

 

しかし、困った事に、この症状は不安感や憂鬱感が消えた後も、最後までしつこく残る場合が多いようです。

 

内的抑制の症状

* 何かをしようという気がおこらない。

* 何かをしなければと思うが、手が出ない。

* 手を出してはみたものの、根気が続かない。

* 疲れやすい、直ぐ飽きる。

* 人に会うことが、今までになく億劫で、ついつい失礼してしまう。

* 小さなことも自分では決断できない。

* 責任のないことなら、例えば趣味程度なら出来るが、仕事は自信がない。

 

「おっくう感」への対処

多くの軽症うつ病の場合は、治療によって憂鬱気分は1~3ヶ月でほとんど消えます。このおっくう感もかなり少なくはなりますが、ただ何となく続きます。

 

うつ病の辛い症状が消えて、ただ何となくやる気がおきずブラブラしている状況が続いてしまうわけですから、この点だけみると、ただの怠け者のように見えてしまいます。

 

この状態から脱するには何かをするのに「面白さを感じる」ことです。

 

軽うつ状態のおっくう感が消えるにはこういう微妙な「快」の体験が出現する事ですが、この「快」体験ができるまでは個人差があり、長い方で1年以上かかるとも言われています。

 

「なんだ、うつ病だとか言っておいて、ただの怠け者じゃないか」と批判する前に、そこは周りの寛容さで見守ってあげて欲しいものです。

 

更年期?それとも空の巣症候群?体調悪く落ち込みがち…

更年期障害とは、閉経を挟んだ前後4~5年くらい、つまり40代~50代の女性に起こる様々な症状のことをいいます。閉経になると女性ホルモンが急激に減少します。これにより、身体的な症状から精神的な症状まで様々な症状が現れます。そして空の巣症候群でも似た症状が現れることがあります。更年期障害と空の巣症候群、それぞれの具体的な症状にはどんなものがあるのでしょうか。

 

◆更年期障害の症状

身体的症状は、動悸・頭痛・肩こり・腰痛・ほてりやのぼせ・発汗・手足の冷えやしびれ・便秘・頻尿・めまいな・不眠など。

精神的症状は、集中力や記憶力の低下・意欲の低下・イライラ・気分が落ち込み・不安感・倦怠感などがあります。

 

◆空の巣症候群

これに対し空の巣症候群は、子供の独立により寂しさや孤独感が増すことが原因でおこります。症状としては、更年期障害と非常によく似ていて、めまいなどの身体的症状や不安感や抑うつ感があります。

身体的症状は、肩こり・吐き気・食欲低下・不眠など。

精神的症状は、不安感・虚脱感・いいようのない寂しさなどがあります。

 

上記に挙げた症状にもあるように、二つの病気の症状はとても類似しています。多くの場合、更年期障害と判断され、空の巣症候群であることは見過ごされがちです。

 

更年期障害の場合、減少したエストロゲンというホルモン剤や漢方薬などの投与で治療できます。しかし、空の巣症候群が原因であったり、更年期障害と空の巣症候群が一緒に表れている場合、ホルモン治療だけでは症状が改善できない場合があります。

空の巣症候群であることが見過ごされたままになると、症状が悪化し本格的なうつ病になってしまう可能性があります。

 

最近気持ちが沈んでるのは「うつ病」が原因かも!?知っておきたいうつ病期の症状

精神的な疾患として最もよく知られている「うつ病」。誰でも落ち込むことや、気持ちが下向きになることはありますよね。こうした普段も起こるような気持ちの沈みに対して、うつ病の症状は何が違うのでしょうか?今回は、うつ病症状について解説していきます。

 

誰でも起こりうる心の病気「うつ病」

近年、昔よりも精神疾患が認知されるようになってきたこともあって、うつ病患者さんは増加しているとされています。そのため非常に多くの人がうつ病を経験する可能性があり、とても身近な病気と言えます。

 

うつ病の症状は、初期には単に気分が落ち込んでいるだけと思えるかもしれません。だからこそ気づきにくいところもありますから、自分にも起こりうる病気としてうつ病症状を知っておけるとよいです。

 

うつ病のきざし

初期よりも前段階の、うつ病のかかりはじめの症状です。この段階ではまだ、「最近気分が落ち込んでしまう」くらいに感じるかもしれません。

 

やる気が起きない・集中力が続かない・些細な決断ができない

心の症状として思考力の低下が起こります。考える頭そのものがうまく働かないので、うつ病に考えが及びにくいかもしれません。

 

疲れが残る

十分に休んだつもりでも、体のだるさが消えなかったり、ひどく疲れたように感じます。

 

不安やイライラが続くなど精神が乱れる

うつ病では憂鬱な気持ちになるのが特徴ですが、最初はなんとなくの不安やイライラなど、ネガティブな気持ちが起こることがあります。不安で落ち着かなくなったり、面倒に感じることが多くなったり、焦燥感でじっとしていられなくなったりします。

 

性欲がなくなる・生理不順

ホルモンの分泌が乱れ、性欲が感じられなくなったり、生理不順になってしまうことがあります。

 

うつ病の初期症状&中期症状

少し進んでうつ病の初期症状、そして程度によっては中期の症状を見てみましょう。

 

睡眠障害

眠れない・早くに目が覚める・夜に何度も目が覚める・熟睡感に乏しいなどの睡眠障害があります。また、妙に現実的な夢を見たり、反対に過眠(睡眠を過剰にとる)症状が起こることもあります。これらは睡眠中でも脳の緊張状態が解けないことで起こるとされています。

 

将来に対する不安&過去のことを悩む

将来への希望が抱けず、過ぎたことについてもいつまでもクヨクヨ悩んだりします。

 

物忘れ

大事な約束や仕事上のことなども忘れてしまうことがあります。

 

体重減少

1か月に5キロのペースで痩せることもあります。食欲もわかず、食べても美味しさを感じられなく、食べるのもおっくうに感じます。逆に甘いものを食べたくなって過食になり、体重が増えることもあります。

 

動悸や微熱

体の具体的な症状が起こることもあります。動悸や微熱はストレスによって交感神経が過剰に働いているためです。この影響で、便秘になったり、胃の痛み、発汗、頭痛、頭重感を感じることもあります。

 

補足:重症になりがちな男性のうつ病

男女差で言うと、うつ病になる確率は女性の方が高いと言われていますが、うつ病による自殺者の数は圧倒的に男性の多いようです。これは女性とは違い男性の方が、ストレス発散のはけ口を見つけるのが苦手だからと言われています。

 

自分はうつ病にはならないと過信しないことが大切

自分は「うつ病にならない」と思っていても、誰でも起こる可能性があるのが心の病気です。体の病気と同じでうつ病などの精神的疾患は早くに対処できた方が、回復も早いのが一般的。その反対に、症状が重症だと治療にとても時間がかかってしまいます。そのため、ご自身だけでなく、周りの方も様子の変化を感じ取ったら早めに病院に行くように声をかけることが大切です。

 

うつ病の症状の度合…朝の心理的な重たさって?   

うつ病の方は、その症状の度合いが一日の時間帯によって違うという特徴があります。

これは日内気分変動といい、朝に調子が悪く、夜になると少し楽になるという傾向があります。俗に言う新型うつ病の方は、日内気分変動がこの逆だとされています。

 

うつ病の方の朝の調子の悪さは「朝の心理的な重たさ」だとされています。

もともとうつ病の方の身体的な症状として睡眠障害がありますが、この睡眠障害も朝の調子の悪さと深く関係しています。

普通は夜眠れないから朝調子が悪いのだろうと思いがちですが、うつ病の方はその逆のような気がします。要するに、また憂鬱で苦痛な一日が始まることに対する不安が不眠を招いているのです。

 

この朝の心の重さは「眠くて起きられない」というあの辛さとは全く別のものです。

 

「目は覚めている。眠いのでもない。身体がだるいのでもない。ただ今日一日がまた始まるのか……とため息ばかりが出る。そして身体をベッドから離せない。まるで泥の中に身体があるようで動けない」のだそうです。

 

午前に調子が悪く、午後に良くなるというこの気分の波は、心理的な原因で起こっていると思いがちですが、実は内因性の気分障害が、生体の持っている自然なリズムを障害していると考えるのが無難なようです。

 

睡眠障害の種類は「途中覚醒」と「早朝覚醒」がメインのようですが、仕事を休んでいる方は午前中にもう一度「寝直し」をすると、若干良いようです。

午後になると徐々に気分が晴れ始め、「憂鬱」「不安」「億劫」などの症状もそれに比例してずいぶん楽になるとされています。

中には午後9時を過ぎると、床に就くのが惜しいと思うほど調子が良くなる人もいます。

 

うつ病の治療をすると、実は睡眠障害と共に、この「朝の心理的な重たさ」もゆっくりと段階的に改善されていきます。

 

安易に「気分の問題」で片づけないで

日常生活では、誰しも悩みや心配ごとなどを抱えているものだと思います。悩みなんて全くない!という人を探すほうが困難です。うつ病はそのような悩みや心配ごとだけでなく、憂鬱感、不安感、劣等感、罪悪感、何をするのにも楽しさを感じず、自分を責め、ついには人と会うことすら恐怖になってしまいます。

 

生活に影響をおよぼす変化】

以前は流行りのお店へ友人と外食をして楽しんでいたという人さえ、うつ病になった途端、誘われても外出することなく、人との関係を絶とうとしたりします。また、集中力も欠けてしまうため、仕事でミスをしてしまったり、会社へ行くことも困難になっていくのです。 

 

うつ病は最悪のケースに至ることもある】

日常生活に楽しさを見出せなくなると、その状況下にある自分に対して他の人と同じことが何故できないのかという劣等感、迷惑をかけているという罪悪感にさいなまれ、人によっては自傷行為に至ってしまうこともあります。特に朝方の気分が悪く、一例では洗濯物を干し終わった奥様がカゴを片づけに行っている間に、うつ病の旦那様がベランダから飛び降り自殺を図ったということもあるほど、自殺に至る重度の症状もあれば、そうでない症状で済む場合もあるのです。

 

うつ病は気分の問題、という勘違い】

また、表情が乏しくなるため、例えば持続したストレスを感じると、怒りっぽくなったり、突然泣き出したりというケースもあり周囲には理解されません。その状態であることを周囲の関係者が「気分の問題」と安易に結論づけてしまうと、さらに悪化する可能性もあるでしょう。うつ病である人は、自分が周りに迷惑をかけてしまっているということを十分に理解しています。しかし、薬を飲めば数時間で良くなるというような簡単な病気ではなく、長い時間をかけて治療しなければならない病気なのです。

 

うつ病によって起こる感情の変化は、当然だと思いますが周囲の人から見ると不思議なものに映るかもしれません。しかし、うつ病を患っている本人にしてみれば、自分の意思に関係なく感情が乱れてしまうためコントロールがしにくい状態なのです。あるいは、周囲の理解が得られないことが、孤独感を感じさせ余計に悪化させてしまうこともあります。現代病ともいえるうつ病はとても身近な病気として、症状について知っておくこともうつ病の人の回復の手助けになるでしょう。

 (Photo by:http://www.ashinari.com/2012/07/16-365229.php

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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