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メンタル

うつ病の背景にある原因や対応について インターフェロンの副作用やうつになりやす人のタイプなど

   

インターフェロンといえば、C型肝炎や肝癌などの治療に用いられる薬ですが、この薬は使用中に様々な副作用を引き起こす事でも有名です。

インターフェロンの副作用としては、

 

* 不眠

* 脱毛

* 食欲不振・嘔吐

* 発熱

* 白血球・血小板減少

* 肝機能障害

* 腎機能障害

* 心電図異常

* 内分泌異常(甲状腺機能低下)

 

などがありますが、その他の症状として有名なのがうつ症状です。

 

直接的な原因かどうかは不明ですが、気になるのが甲状腺機能低下症による甲状腺ホルモンの分泌低下です。

このホルモンの分泌が低下すると、うつ症状になりやすいことが知られています。

インターフェロンには様々な種類がありますが、ある製剤では使用者にかなりの高確率でうつ症状が出現し、自殺者が多く出たために問題になりました。

 

最近では、インターフェロンを使用する際、軽い抗うつ薬を使いながら治療するというケースが見受けられます。

中には、このうつ症状が辛くてインターフェロンによる治療そのものを中断する場合もあるようです。

 

強い薬は身体に及ぼす副作用も強いものですから、インターフェロンだけに限ったものではなく、抗がん剤全般にうつ症状が出現し易いという実情があります。

自分が癌だと知れば、誰もが憂鬱気分になるのは当然だと思いますが、これらの薬の場合は、心因的な問題がうつ病の引き金になっているわけではないようです。(薬理学的な難しい話はここでは省きます。)

 

どちらにしても、インターフェロンで治療を行う際は、副作用に十分注意して治療を受ける必要があります。

 

うつ病が原因で自殺をつぶやく子供、家庭の対応の仕方

うつ病になり「死にたい」と子供が言い出したり、自殺を計画し実行しようとした場合の家庭での対応の仕方を、厚生省のガイドラインを目安にまとめました。

 

※ うつ症状(なにもかもやる気がない。ひきこもりが続いている。または不眠が2週間以上つづいている。)があり、自殺をほのめかしたら、絶対放置せずに、まずはカウンセリングなど、話を聞く専門家へ、引率してすぐ連れて行きましょう。(本人にまかせると行かない可能性も高い。)

 

▼ 危険度/軽度

◎本人の精神状態

うつ症状があり、自殺したいと口に出しても一時的、具体的な自殺の計画はまだない

・本人の苦しみの事情をしっかりきき、自殺したい理由をしっかり理解する。死にたい気持ちも含め、本人を責めない。

・つらいね。死にたくなるね、と同意するだけで、頑張れとぜったいはげまさない。こんな状態の中、よく話してくれたね、とねぎらう。

・折に触れ、心配の言葉かけをする。

 

▼ 危険度/中等度

◎本人の精神状態

頻繁に「死にたい」と言いながらも、誰かに助けも求めている。 まだ自殺の具体的な計画はない

・自殺したい理由をしっかり理解した上で、つらさをねぎらう。死にたい気持ちも含め、本人を責めない。励まさない。

・つらいけれど、なんとか生き残る方法はないか、死にたい原因の対策を一緒に考える。またはカウンセリングでどのような話になったかをきき、共有しあう。

・生き残る方法を一緒にみつけようと声をかけ、自殺しないように説得する。

・頻繁に心配の声掛けをする。

 

▼ 危険度/高度~重度

◎本人の精神状態

頻繁に「死にたい」と言い、助けることを拒否する。具体的な自殺の計画がある。または自殺しかけてるのを止めた。

・かかりつけ医に危険を感じることを説明し、入院措置を相談する。

・入院するまでは交代で、誰かが一緒に過ごす。

・本人がこもっている部屋に自殺につながる道具がないか確認し、除去する。

・何かあればすぐ救急車を呼べるよう心づもりする。

 

 

筆者へ相談に来ていた患者さんに実際あった話ですが、うつ病の大学生の息子さんが「死にたい。病院へ今すぐ連れて行って欲しい」とある時懇願。母親は「仕事が忙しいから明日でもいい?」と後回しにしました。翌日「行こうか」と声をかけると、「もう大丈夫」と息子さんは言ったので行くのをやめましたが、さらに翌日、息子さんは自殺してしまいました。

 

このように、「今すぐ病院へ行きたい」という子供のサインを逃すと、大きな後悔をすることがあります。後になってからの対策は何とでもいえるのですが、このような場合は「なぜ今すぐ病院へ行きたいのか」を丁寧にたずねること、「仕事が忙しい」とお子さんの病気が邪魔であるような言葉は避けた方が良かったかもしれません。

 

うつ病の患者さんの「大丈夫」は、理由をしっかり掘り下げるという心がけが必要です。うつ病で頻繁に「死にたい」という言葉を家族がともに抱え続けることは本当に大変でつらいことですが、そのお子さんは人生をかけて、今、病気と向き合っています。できれば、家族の中で分担をしながらでも、ねぎらいの言葉と共にたくさん話をして、患者さんの苦しみに丁寧に対応していくことが有用です。

 

アナタは当てはまる?!こんなタイプの人がうつ病になりやすい!

うつ病は誰にでも発症する可能性のある精神病です。

でも、その中でもうつ病になりやすいタイプの人とそうでないタイプの人がいるのです。

 

うつ病になりやすいタイプ

1、性格

・頑固

・几帳面

・完璧主義

・まじめ

 

2、環境

・リストラ予備軍またはリストラされた人

・借金のある人

・配偶者に先立たれた人

・離婚問題を抱えている人

・病気を抱えている人

・都会暮らし

・友人がいない

 

3、その他

・女性

・子供の頃に何かしら心に傷を負った人

 

会社勤めの男性の方がうつ病になる人が多いのでは?と思いがちですが、それは間違いです。

うつ病になられる方は圧倒的に女性の方が多く、男性の約2倍といわれています。

 

「何故女性の方がうつ病になりやすいのか

女性は夫を支え、子供を育てながら家事や仕事をこなしています。

精神的ストレスを受けやすい環境に置かれています。

子供がいると中々自分の時間がとれずストレス発散もままならないのです。

それに比べ、男性は会社後の飲み会などでストレスを発散できる環境にあります。

 

うつ病かな?と思ったら・・・

うつ病かな?と思ったら直ぐに精神科やカウンセリングへ行き治療を行いましょう。

 

治療は早く受けた方が治りも早いのです。

精神科へ行くのに抵抗があって・・・なんて思っていると取り返しのつかない程症状が悪化してしまいます。

早めの治療が大切なのです!

 

うつ病になる脳内の心の場所

■人の脳は呼吸や循環、消化などの基本的な生命活動のみならず、生きる動機となる食欲などの欲求、喜びや悲しみの感情を形成する感情脳、人を他の動物と決定的に分け隔てる発達した大脳皮質など、人の進化と共にどんどん増設されています。

 

うつ病が増加しているのは、一つには人の脳がそうして増設されてしまったからリスクが高まっているということもあるでしょう。

 

うつ病の主原因である精神ストレスは感情を形成する感情脳によって生じるストレスであり、そのストレスを抑制しコントロールするのは、発達した大脳皮質の前頭葉にある前頭前野という部分の機能なのです。

 

人の心の場所はこの感情脳と前頭前野にあると言われ、うつ病になる原因もこの二カ所にあります。

 

■うつ病になる心の場所

●感情脳

感情を形成する視床下部の外側にある大脳辺縁系。

 

●前頭前野

社会性を維持するための機能が備わっている脳。

ストレスを感じ、解消する機能もある。

 

■うつ病などの外傷によらない脳の精神的な疾患は、人の脳が発達し、受容するストレスが増えたこと、そのストレスによる影響を受ける範囲が拡大したことが要因の一つでもあります。

 

心の場所とされる脳の器官は二つですが、精神的なストレスや不規則な生活などによってこの二カ所が弱まったり、ストレスそのものが増大してしまえば、その影響は脳全体に及ぶのです。

 

うつに負けない生きる目標

■うつとなった人は多くが生きる目標を見失ってしまいます。

生きる目標があれば多少のうつ症状には負けないはずなのですが、現代社会ではその生きる目標が希薄になってしまっているのです。

 

現代社会で生きる目標と言えばお金ですが、

人はお金のためだけに生きることは非常に難しいのです。

お金だけでは生きる目標を見いだせない人は、そこからさらに視線を広げると良いでしょう。

お金から派生する様々な事物のなかで、自分の生きる目標が見つかるかもしれません。

こうした生きる目標の希薄化は、現代社会がそれだけ余裕があるということでもあります。

人は追い詰められるほど、生きる目標が単純化するものなのです。

 

■うつと生きる目標

●何かをする目標が見いだせない状態がうつ

●生きる目標がないと言うことは、それだけ脳への刺激が低下するということ

●脳への刺激が低下すれば、前頭前野が衰えうつ病に

 

■人はお金だけで生きることは難しく、更には自分一人の利益だけで生きることにも限界があります。

 

現代社会においてお金以外の生きる目標を持つことは困難ですが、お金から派生することに目を向け、それによって影響される自分の週費の人達に目を向けることが

新しい生きる目標を見出すことにつながるでしょう。

 

自分だけでなく家族や周囲の人達が目標となれば、うつ病などに負けない明確な生きる目標となってくれます。

 

新型うつ急増の原因とは?

従来のうつ病とは違う、新型うつ病が急増傾向にあります。新型うつ病の特徴は、常に気分が低迷しているうつ病と違い、気分次第で症状がでること、嫌なことに対してはパニック症または怒り狂う行動がみられることです。

 

筆者の小学生の子供一人にも、あきらかにそのような症状がみられます。学校の人間関係には一切問題がないのですが、勉強するのが嫌という理由で、学校へ行く時間になっても布団にはりついたまま起きない、経験のないことにとりかかる前は、眠たいと言って寝てしまい逃げ続ける、宿題をすると思うだけで怒りがとまらなくなり、暴れまわって破壊行動をします。その場合、落ち着くと後悔がはじまり、最後の最後には宿題にとりかります。

 

上二人と同じように育てたつもりですが、小学生低学年でありながら、新型うつ病傾向が顕著です。甘いものが異常に好きと言う点でも、新型うつ病と症状が合致します。

 

▼新型うつ病を発症した人に多い成育歴

・とりわけ母親との関係が十分でなかった。

(兄弟の障害、母親が多忙、離婚や家庭内不和、母親の体調不具合など)

・習い事や勉強漬けで、余裕がない子供時代を送る。

 

▼新型うつ病を発症する人にみられる生活傾向

・運動不足

・深夜までテレビを見続けている、または・動画サイトやSNS漬けなどで寝る時間が遅く、朝が苦手。

 

▼新型うつ病の医学的傾向

・通常は、ストレスを感じると脳の視床下部から、ホルモンが分泌され、自律神経に働きかけ行動や休息を調整します。この部分の機能異常をきたしている。

・前頭葉の血流不足がみられます。前頭葉は、意欲や集中力、アイデアを出し、衝動を我慢し、行動の計画を立て実行するといった、判断能力を司っています。

 

▼まとめ

筆者の新型うつ病傾向の子供に関していえば、兄弟4人中あきらかに違う行動があります。運動が嫌いで、動画サイトへの異常な執着がみられることです。どの子も平日は仕事でかまっていませんが、三番目は休日までも、上二人の習い事へのつきそいに振り回し、おとなしく過ごさせるためにスマホで動画サイトをずっと見せていた経緯があります。これは筆者が特別ではなく、筆者世代のお母さんには、よく見られる姿です。一緒にいる時間が長くても、自分中心でないと言う点では、とても寂しい思いをさせてきたかもしれません。

 

筆者の友人でも同様のケースがみられます。上の子が習い事で活躍し、全国で試合があり、下の子を振り回し、動画サイトやスマホゲームで大人しくさせ続けたた結果、新型うつ病傾向の症状がでて不登校になっています。そこのお子さんも運動が苦手で、甘いものが異常に好きだそうです。

 

昔なら親が忙しい場合、他の兄弟と過ごすことはあっても、自分が一人で我慢したり過ごす時間は長くなかったでしょう。現代では親も忙しければ、兄弟も忙しく、一人で我慢したり、習い事に一人で向かう時間があきらかに増えています。これは現代的な子育ての欠点であり、新型うつを増やしている原因につながっているかもしれません。

 

 

新型うつ病の原因はまだまだ研究段階ではっきりしていませんが、上記の特徴を考えると、運動不足と長時間画像を見続ける、幼少期や生活の中でひとりで過ごす時間が長い という行為が、脳になんらかの影響を起こし、新型うつ病を増やしているのかもしれません。

(Photo by:http://www.ashinari.com/2012/12/07-373883.php ) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-12掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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