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気になる病気・症状

慢性腎不全のリスクを招く病気って何?

 

 慢性腎臓病は、他の病気が原因で起こるものと、腎臓そのものに発症する病気によるものとがあります。

 

慢性腎臓病のリスクがある病気をまとめました。

 


慢性腎臓病のリスクがある病気

糖尿病
糖尿病による高血糖の状態が続くと、過剰になった血糖が糸球体の毛細血管を傷つけます。
毛細血管は血液を濾過する働きがあるので、傷つくと腎機能が低下します。
糖尿病になると腎臓に障害が起こりやすく、多くの人が糖尿病発症から10~20年で、糖尿病性腎症を発症します

 


慢性腎臓病のリスクがある腎臓の病気

①慢性腎盂腎炎
腎盂に最近が感染して起こる病気です。

原因は、腎盂・尿管の悪性腫瘍、膀胱尿管逆流現象、神経因性膀胱、前立腺肥大症、尿路結石です。
膀胱炎に関連するものが多く、急性は高熱や痛みなどの症状が出ます。

繰り返すと慢性化して腎臓が萎縮し、腎障害を起こします。

 

②痛風腎
痛風や高尿酸血症の人に多いです。
血液中に増えすぎた尿酸が腎臓に蓄積して炎症を起こさせ、腎機能が低下します。腎臓結石や尿路結石を併発することもあります。

 

③多発性嚢胞腎症
腎臓内に大小の袋状の嚢胞ができる病気です。
袋には液体が溜まっており、これが腎臓を圧迫して機能低下を起こします。
多発性嚢胞腎症には治療法がなく、腎不全への意向を防ぐ治療が中心になります。

 

④高血圧性腎硬化症
進行がゆっくりで、自覚症状がほとんどありません。
高血圧が原因で腎臓の血管の動脈硬化が進み、それによって腎機能の低下が起こります。
高血圧性腎硬化症が進行すると、腎臓が硬く萎縮します。また、高血圧性腎硬化症には良性と悪性があり、悪性は急激に腎不全が進みます。
治療は主に血圧のコントロールを行います。

 

⑤慢性糸球体腎炎(IgA腎症など)
本人の自覚がないまま、いつの間にか発症していることが多い病気です。
他には急性糸球体腎炎から移行したものがあります。
なんらかの原因で糸球体に炎症が起こり、濾過機能が低下して、腎不全になります。
糖尿病腎症のつぎに、末期腎不全になることが多いです。
慢性糸球体腎炎はIgA腎症、 紫斑病性腎炎、びまん性増殖性糸球体腎炎、膜性腎症、膜性増殖性腎炎、微小変化群、巣状糸球体硬化症といった種類がありますが、日本ではIgA腎症が多いと言われています。

 

⑥その他の腎炎・ネフローゼ
妊娠中に起こる妊娠高血圧症候群、難治性のネフローゼ症候群、進行性の腎炎、ネフローゼ、原因が複雑な急速進行性糸球体腎炎などがあります。

 

 

糖尿病がある場合は、医師の指示のもと食事療法、運動療法を行い、血糖コントロールをしましょう。

また、病気が原因で腎機能が低下したら、慢性化させないように原因の疾患の治療を行い、腎機能の回復を目指しましょう。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/09/30-370994.php?category=207 )

 

著者: mymakikoさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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