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メンタル

電気けいれん療法(ECT)とは?

    

難治性のうつ病の治療に関して、近年、反復性経頭蓋磁気刺激療法(TMS)が注目されています。

しかし、未だその治療法は普及しておらず、今は難治性のうつ病の治療は電気けいれん療法(ECT)を行っているという実情があります。

 

◆ 電気けいれん療法(ECT)とは◆

 

ECTとは、頭部の両こめかみ部分(両前頭葉上の皮膚上)に電極をあて、通電することで、人為的にけいれん発作を誘発する治療法です。ECT(electroconvulsive therapy)と呼ばれています。

 

電気けいれん療法は、脳内で、てんかん発作様の電気活動を起こすことにより、前頭葉の機能に変化を生じさせ、その効果を得ようというものです。


しかし、それに伴って起こる全身のけいれんは、患者の状態によっては血圧を上昇させるなどの循環状態への影響、また、骨折の危険を伴うことがあるために大変なリスクを伴う治療法でもあります。

 

そのため、最近の実施方法としては、筋弛緩剤で筋を弛緩させ、麻酔科医が人工呼吸等を含めた呼吸管理、循環動態の観察を行いながら通電を行う「無けいれん電気けいれん療法」が主流になってきています。

 

このECTを実施した後は、一時的な記憶障害や見当識障害を認める場合があり、医師によっては非人道的だと治療に対して否定的な者もいます。


しかし、薬物治療が困難な難治性のうつ病患者にとっては、藁にも縋る気持ちでこの治療を受ける方のほうが多いのも現状です。

 

ここ十数年前までは、非麻酔下で行うECTを行うことが多く、その治療現場にいた者にとっては心が痛む光景であったことは間違いありません。

故に、この治療法が非人道的だと言われるのでしょうが、ならば、一刻も早く、反復性経頭蓋磁気刺激療法(TMS)のような人体への負荷が少ない治療法が、現場に提供されるべきだと思います。

 

無論、このTMSも治療を受ける側に、全く不快感がないと言う訳でもないようです。

治療機械も高価で、早々どのような医療機関でも提供できる治療だとは思いませんが、できるだけ早期に、治療効果がきちんと検証され、保険適応での治療の対象になることを願うばかりです。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/12/24-012141.php?category=176)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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