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メンタル

うつ病の治療法…反復性経頭蓋磁気刺激療法(TMS)とは?

    

人間の脳は、その部位によって働きが細かく分かれています。人間が人間らしく生きるためには、大脳・前頭葉の働きがとても重要になってきます。

前頭葉が最も大事な部分だと言われているのは、そこが精神的な部分や言語機能を司っており、この部分の発達が他の動物より優れているからです。

 

うつ病は、この意欲や判断を司り、かつ、恐怖や不安を引き起こす「扁桃体」を制御する場所である『背外側前頭前野』の機能が低下していることがわかっています。

 

その前頭葉に反復性経頭蓋磁気刺激療法(TMS)を行うことにより、背外側前頭前野(DLPFC)に休みを入れながら40分程度刺激することで、背外側前頭前野を活性化し、うつ病を治療しよう試みがあり、今わが国でも注目されています。

 

◆TMSとは…◆

 

正式名称を「反復性経頭蓋磁気刺激療法」と言います。
薬物療法が難しい統合失調症や、難治性のうつ病などの精神疾患に有効だとされる、比較的新しい治療法です。

電気ショック療法(ECT)の代わりになると期待されている療法です。

 

うつ病の方の中には、坑うつ剤の効果がない難治性の方が、全体の約2割程度いるとされていますが、今まではそういう方に対して電気ショック療法(ECT)が行われてきました。

しかしこのECTは、麻酔下で前頭葉に通電するため、心身に大きな負荷をかけてしまいます。


しかし、TMSの場合は、そのような強い電流を使用することなく、身体に及ぼす負荷がほとんど無いとされています。

ある大学病院で行われた臨床試験では、そういう重度の難治性鬱病の患者の2/3に効果があったとの報告もされています。

 

うつ病の気分の落ち込み、不安感、意欲低下など全般的に効果があるとされ、ECT治療後の記憶障害などがない、副作用の少ない画期的な治療法として、今後の医療現場への導入が期待されています。

 

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/12/21-012078.php?category=176 )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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