カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 介護・認知症 >
  3. 関節疾患 >
  4. 後遺症 >
  5. 高齢者の寝たきりにつながる関節疾患の後遺症とは

介護・認知症

高齢者の寝たきりにつながる関節疾患の後遺症とは

 

関節疾患は、骨折と合わせて高齢者が寝たきりになる要因の第2位です。

たとえ症状が治まっても、後遺症から生活の質が落ちる人も多い病気といえます。

どのような後遺症が寝たきりにつながっていくのか、まとめました。

 

筋力低下

治療のために安静が必要だったり、痛みから動けなかった高齢者は、筋力が低下しています。

手術を要する関節疾患で一時的に寝たきりになった場合、1週間で約20%もの筋力低下がみられます。

筋力が低下すると、姿勢の維持や歩行など基本的な動作が困難です。

疲労を感じやすく、外出や家事に対して消極的になるため、活動量が減ってさらに筋力が低下する…という悪循環が心配されます。

 

拘縮

患部の痛みや変形で思うように動かせなかった関節は、固まって動かしにくくなる「拘縮」が起こります。

関節疾患がなくても、70代の人は20代に比べて関節の可動域が20%減少するそうです。

さらに関節疾患の後遺症で拘縮が起こると、可動域はさらに制限されます。

拘縮により、服の着脱やトイレなど関節の曲げ伸ばしが必要な動作全般に支障が出ます。

 

 

痛み

関節疾患の初期症状は痛みから始まる場合がほとんどです。さらに症状が進行すれば、関節が変形して痛みが強くなります。

一時的な炎症などによる痛みは、症状が治まれば和らぎます。しかし、変形した関節は元に戻らないため、動かすたびに負荷がかかり、痛みを生じます。

痛みがあると肉体的な負担が大きいだけではなく、「動くと痛む」という意識が強くなり、できるだけ動きたくないという気持ちになります。

そこから筋力低下や拘縮に至るケースも多いため、痛みをどう取り除くかがポイントです。

 

 

どの後遺症も、高齢者の生活を脅かす要因です。

早目の治療が後遺症防止には欠かせません。リハビリによって回復する部分もあるので、医師や専門のリハビリスタッフに相談してみましょう。

 

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2009/09/30-028774.php)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

後遺症に関する記事

関節疾患の後遺症で高齢者が難しくなる日常動作~下半身編

  高齢者の関節疾患は、治療後も痛みや動きの制限などの後遺症が残りやすいの...

関節疾患の後遺症で高齢者が難しくなる日常動作~上半身編

  高齢者の関節疾患では、後遺症と上手く折り合いをつけて日常生活を維持する...


積極的に歩こう~高齢者の歩行をサポートする用具

  年をとると、筋力の低下などから歩行が不安定になります。関節疾患や、骨折...

カラダノートひろば

後遺症の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る