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介護・認知症

関節疾患の後遺症で高齢者が難しくなる日常動作~下半身編

 

高齢者の関節疾患は、治療後も痛みや動きの制限などの後遺症が残りやすいのが特徴です。

関節の動きが不十分な高齢者は、どんな日常動作が行いづらくなるのか、下半身(腰から下)に着目してまとめました。

 

歩行

腰椎・膝関節の変形症、大腿骨頸部の関節疾患では、歩行が困難になります。

体重の負荷が大きな部位は痛みも強く、歩行を避けるようになりがちです。

関節の変形などで足の長さが左右で異なるなら、転倒に要注意です。

 

トイレ

座る・立ち上がる動作は、下半身の関節に負担がかかります。

特に立ち上がる動作には、グッとふんばる力が必要です。

立ち上がり時にふらつきがあると、尻餅をついたり前のめりに転んだりするので、トイレに手すりをつけることも検討してください。

 

起き上がり

寝ている状態から起き上がる動作は、腰や大腿骨の付け根に疾患を抱えた高齢者には辛いものです。

起き上がるのが億劫になると、そのまま衰弱や寝たきりにつながってしまうため、起き上がりやすい環境を整えましょう。

つかまりやすい柵、電動で背もたれが起き上がる福祉用ベッドの貸し出しもあるので、自治体に問い合わせてください。

 

 

靴の着脱

かがむ動作が難しいと、靴の着脱が不自由になります。

玄関に安定感のあるベンチを置き、楽な体勢で靴を着脱できるようにしましょう。

不安定な体勢で靴を脱ごうとして転倒する事故が高齢者に目立ちます。

足首・足指の関節に変形や痛みがあるなら、普通の靴は履きづらいでしょう。ゆったりした作りで、着脱しやすいデザインの靴をお勧めします。

靴の着脱ではありませんが、足指の爪切りも難しくなります。

伸びっぱなしで靴のつま先にあたり、痛みを感じる、爪が巻いてしまうケースもあります。

見落としがちな部分なので、介助する人が時々チェックしてあげてください。

 

 

下半身の関節疾患は、身体の移動・姿勢の保持に関わる後遺症が生じます。後遺症を上手くカバーする環境づくりが、高齢者の行動範囲を広げます。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/01/26-375629.php)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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