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女性のカラダの悩み

子宮脱を予防し治療するには?

 

子宮が支えられなくなる子宮脱という疾患は、出産を経験した女性なら誰もがリスクを抱えていると言えます。

つまり、出産経験者は全員、子宮脱を予防する対策を立てる必要があると言うことです。
子宮が支えられなくなるのは、子宮を支える骨盤底の靱帯と筋が弱まると言うことで、弱体化を食い止めるには、単純にその部位を体操などで鍛えることがもっとも効果的でしょう。
骨盤底筋を鍛えるためのケーゲル体操などがあります。

また、実際に子宮脱を発症した場合は、速やかに治療するための手術が必要となり、現在では特殊なメッシュを埋め込むTVM手術が行われることになるのです。

 

■子宮脱の予防・治療


1.予防体操
子宮を支える骨盤底筋を鍛えるケーゲル体操が、予防対策として有効です。
とくに出産により、骨盤底靱帯を損傷した女性の方にはそれ以上の靱帯の損傷を予防するためにも推奨されます。

2.治療
●骨盤底筋を鍛える
予防と同様に、骨盤底筋を鍛え、子宮の支えを取り戻す事で子宮脱を治療することが可能です。

●膣壁縫縮術
子宮の周りの組織を縫合し、補強することで子宮脱を治療する手術です。
かつては一般的だった手術ですが、再発率が高いため、後術のTVM手術が現在の主流となっています。

●TVM手術
手術によって特殊なメッシュを埋め込み、新たな膣壁を形成する手術で、子宮だけでなく、膀胱、直腸などの位置も元に戻すことができます。
再発率も低く、身体への痛みや負担も少ないため、現在の子宮脱治療の主流です。

子宮脱を治すにはたしかに手術が最も手早いのですが、可能ならば体操などで地道に弱まった筋肉を鍛え、自然に子宮を支えられる力を取り戻す方が望ましいでしょう。

身体に害のないメッシュなどを埋め込むよりも、体操などで予防、そして治療を試みる方が心理的にも身体的にも負担が少なく、安心できる人が多いのではないでしょうか。

 

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/581)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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