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女性のカラダの悩み

直腸側の疾患が原因*特殊な直腸膣瘻

 

直腸膣瘻の原因と言えば、分娩時の会陰裂傷、分娩のための会陰切開などの手術など分娩に関わるものであることが一般的です。
ですが、例外的に分娩以外の原因で直腸膣瘻になる場合が考えられます。

それは分娩を行う膣側ではなく、排泄を行う直腸側の疾患です。
痔瘻などの疾患から直腸膣瘻になる事もあるのですが、ここではさらに特殊なクローン病と癌治療による放射線治療が直腸膣瘻を招く事例を紹介いたします。

クローン病とは、免疫系の異常によって、消化器系に重度の炎症を繰り返し引き起す炎症性疾患です。
炎症による瘻孔が直腸と繋がることがあり得るのです。

そして癌治療のための放射線治療が、直腸の組織をもろくし、直腸膣瘻になるリスクを上げてしまうこともあり得るのです。

 

■特殊な直腸膣瘻の例


1.通常の直腸膣瘻
分娩時の会陰裂傷や手術などが原因で直腸と膣が繋がってしまうことが一般的です。

2.クローン病による直腸膣瘻
免疫系の異常であるクローン病によって炎症性腸疾患が引き起され、重度の炎症によって直腸から膣へ穴が空いてしまう場合があります。

3.癌治療による直腸膣瘻
腸付近の癌の治療のために放射線治療を行った場合、治療範囲の組織がもろくなり、直腸膣瘻を併発する場合があります。

※この場合、瘻孔付近の組織が放射線によってもろくなっており、手術でも治療が難しくなってしまいます。

通常の直腸膣瘻とクローン病による直腸膣瘻ならば原因は違っても、何とか治療することができる可能性があります。

しかし、癌治療による放射線治療による直腸膣瘻は、放射線によって組織がかなりもろくなっており縫合も難しく、さらには癌と治療するために放射線治療を止めるわけにもいかないので、ほとんど治療のしようがありません。

腸付近の癌を放射線治療する場合は、そのリスクとして直腸膣瘻があることを念頭に置いて決断しましょう。

 

 

(Photo by://www.photo-ac.com/main/detail/6906)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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