カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 妊娠・出産 >
  3. トラブル >
  4. 子宮・胎盤 >
  5. 違いは?同じで異なる流産手術と人工中絶手術

妊娠・出産

違いは?同じで異なる流産手術と人工中絶手術

妊娠した胎児を堕胎する人工中絶手術は、広義には流産手術と呼ばれるもので、手術方法など本来の流産手術と殆ど変わらない近しいものとなっています。

しかしこの2つは似ていても目的は異なります。流産後の母体を守る為の流産手術とは大きくかけ離れ、人工中絶手術は健康保険も適用されません。

 

流産手術とは

流産のアフターケア目的として行われます。妊娠していた胎児が何らかの要因で死亡、流産してしまった場合に処置として行われる手術です。以下のような場合の状態に流産手術が行われます。

 

流産手術が必要な状態 

・完全流産

死亡した胎児が正常に娩出され、子宮内に何も残らない流産。

・稽留流産

流産後の子宮内に死亡した胎児が残ったままの状態。

・不全流産

流産した子宮内に残存物が残ってしまった流産の状態。

 

上記の3通りのパターンが考えられ、このうち稽留流産と不全流産には子宮内に残った内容物を取り除く流産手術が必要とされます。

 

人工中絶手術とは

妊娠した胎児を、やむを得ない事情や理由などで妊娠を中断させるために行う手術です。前述の流産手術とは異なり、正常な妊娠状態で、胎児が元気な状態で母体から取り出すため母体にも負担がかかります。

 

流産手術と人工中絶手術の違い

手術の内容はほぼ同じ

流産手術も人工中絶手術も基本的に子宮内を器具で掻き出す掻爬手術で、手術内容に違いは殆どありません。

 

胎児の状態が異なる

流産手術とは、胎児の死亡など妊娠を継続できなくなった場合に行われるのに対し、人工中絶で取り出されるのは元気な胎児です。

 

治療行為かどうかの区別

流産手術は、流産した母体を細菌感染などから守るために行う治療行為で、保険も適用されます。しかし、人工中絶手術は治療行為とは認められず、保険も適用されません。病院によって費用は異なりますが、10万前後から20万弱前後の費用がかかります。

 

人工中絶は避けられるもの 

2つの流産手術内容は同じですが目的は異なります。母体、子宮に受けるダメージも異なります。胎児の異常などで流産してしまった場合の流産手術は次の妊娠のためにも必要なものです。しかし、望まない妊娠からの人工中絶手術は避妊を徹底することで避けられる手術です。

 

避妊をしなかった場合でも、性行為後に緊急避妊ができるアフターピルなどもあります。使わないことに越したことはありませんが、望まない妊娠を避けるために予備知識としておぼえておきたいですね。

(Photo by: http://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-17掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

子宮・胎盤に関する記事

高齢出産の出産トラブル「子宮破裂」子宮破裂の原因は?症状や予防法など基礎知識

「子宮破裂」…女性からしたらとても怖い状態ですよね。ドラマ「コウノドリ」でこ...

トラブルの体験談

おっぱいマッサージ

10年振り、3人目を妊娠中です。 35週を迎え、完母が目標な事から、おっぱいマッサージを開始しまし...

妊娠中の子宮がん検診。「Ⅲa」で再検査

妊娠したら必ず行われる子宮がん検診。 1人目の時に「Ⅲa」で再検査。 2人目の時は「Ⅱ」で問題な...

カラダノートひろば

子宮・胎盤の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る