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女性のカラダの悩み

出産によりリスクが上昇する子宮脱

 

子宮が通常の位置からさらに下につり下がり、最後には一部が体外に飛び出してしまう状態を子宮脱と言います。

子宮脱になるのは、子宮を支える骨盤の底の筋肉、そして靱帯が弱くなってしまうことで、子宮を支えられなくなってしまうからです。

ではなぜ、子宮を支えるはずの骨盤底の靱帯が弱まってしまうのでしょうか。その最も大きな要因は出産をすることによって靱帯が損傷してしまうことになるからなのです。

出産は女性の身体にかなりの負担をかけてしまいます。この負担の一つが子供を生む際に生じる骨盤付近の負担と損傷で、靱帯の損傷が後の子宮脱のリスクを跳ね上げてしまいます。

■出産することで発生する子宮脱リスク


●子宮を支える骨盤底の靱帯
子宮や膀胱など骨盤底臓器を支えているのは靱帯です。
靱帯によって子宮は膣の上方につり上げられ、その位置を維持しています。

●出産によって骨盤底の靱帯損傷
出産という過大な負荷がかかると骨盤底の靱帯はまず損傷することになります。
しかしそれが若い女性なら、損傷した状態でも子宮の位置を保持することができる場合が多く、自覚症状も現れません。

●加齢による身体の低下
加齢によって身体の能力が低下し、女性の場合は女性ホルモンが低下することで骨盤底の靱帯もさらに劣化してしまいます。
そうすると、出産時の損傷に加えて、子宮を支えることができなくなり、子宮脱に至ってしまうのです。

出産によって骨盤底の靱帯や筋が損傷し、その損傷が残り続けることで、子宮脱リスクが発生するのです。

出産後、加齢することで女性ホルモンが低下し、子宮脱のリスクが徐々に大きくなり、やがて子宮を支えきれなくなって、子宮脱となってしまいます。

予防のために出産を控えるなどはできないため、出産を経ることで、子宮脱のリスクを抱えることをきちんと把握し、損傷した靱帯をカバーする体操などの対策を地道に続けることが何よりの予防対策となるでしょう。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/3651)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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