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介護・認知症

高齢者の関節疾患治療~人工関節置換術

 

高齢者の関節疾患では、患部の関節を人工関節と入れ替える、「人工関節置換術」も用いられます。人工関節置換術が行われるケース、どのような効果と問題点があるのかをまとめました。

 

 

人工関節置換術とは

金属やポリエチレン製の人工関節を、患部の関節と手術で入れ替える治療法です。高齢者に多い、膝関節・股関節の関節疾患に多く用いられます。

鎮痛剤でもコントロールできないほど痛みが激しく、安静療法では効果が望めない、運動機能が著しく阻害されている場合に効果的です。

高齢者では、入院期間がリハビリを含めて1ヶ月~数ヶ月に及ぶ見込みです。

 

 

人工関節置換術の問題点

置き換えた人工関節と接する骨の部分にゆるみを生じる可能性があります。

ゆるみの発生率は時間とともに上がります。手術後10年以内に再手術が必要になる人は約5%、20年では約15%といわれます。

細菌感染も心配されます。高齢者は体力や抵抗力が落ちているうえに、手術の負担もかかります。

1度細菌に感染すると、人工関節は抗生物質が効きにくいので治療が長期にわたります。糖尿病などの持病がある人は、より危険が高まります。

 

 

手術後の生活

人工関節置換術を行うと痛みが改善するので、安静を強いられてきた人も運動機能を回復できます。ただ、回復にはリハビリが欠かせません。

リハビリの成否が、その後の生活の質を左右します。入院期間中はもちろん、退院後も専門のリハビリスタッフのもと、熱心なリハビリが必要です。

 

 

人工関節置換術にはメリット・デメリットの両方がありますが、関節疾患の痛みや症状の重さから寝たきりになる高齢者も多いことを考えれば、有効な治療法です。

人工関節置換術の実績が高い整形外科を受診すると良いでしょう。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/07/19-348508.php)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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