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気になる病気・症状

難病指定の急性膵炎ってどんな病気?

急性膵炎とはどのような病気でしょうか?

 

膵臓は、食べ物を消化する為に必要な消化酵素と血糖値を調節するホルモンを分泌する臓器です。
急性膵炎は、急激に炎症が起こり、猛烈な腹痛が起こる病気です。
本来、食べ物を溶かす働きをする消化酵素が、何らかの影響で異常に分泌され、膵臓自身を溶かしてしまう病気です。
急性膵炎の中には、比較的軽症のものから、膵臓や周囲の臓器にまで炎症を起こす重症例まで様々あります。
その程度によって軽症と重症に分類されており、重症は厚生労働省の難病に指定されています。

 

発症原因

急性膵炎は男性に多く見られます。
男性は50歳台が最も多く、女性は70歳台が特に多く発症しています。
アルコール摂取と胆石がほとんどの原因を占めていますので、飲酒の習慣がある方や胆石を持っている人に膵炎が起きやすくなります。


また、遺伝についてはまだよく解っていません。
まれに消化酵素の遺伝子異常がありますが、発生頻度は極わずかです。この遺伝子異常での発症の場合は20歳以下で発症する事が多い様です。
 
症状

多くの場合、持続的で激しい上腹部痛です。しかし、痛みの程度と膵炎の重症度とは関係ありません

その他の症状として、嘔気や嘔吐、背部痛、発熱、食欲不振も見られます。

 

注意すべきこと

重症の急性膵炎では注意すべき事項があります。
重症急性膵炎は膵臓の異常だけでなく、全身状態にまで及びます。

肺や腎臓、肝臓、消化管などの生命を維持する重要臓器にも障害を起こします。

多臓器不全というとても怖い病気です。
この多臓器不全を発症すると、治療を受けたとしても亡くなる事が多いのです。
重症化しなければ、予後は比較的良好であり、社会復帰も可能です。
しかし、膵臓が広い範囲で壊死に陥った場合は、糖尿病などの後遺症が出ることがあります。

 

急性膵炎の症状を見逃さないよう、軽い腹痛でも軽く考えないようにし、早めに病院を受診しましょう。

 

 

 

(イラスト: by //www.irasutoya.com/2013/02/blog-post_3737.html)

著者: respo naokoさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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