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先天性胆管拡張症と胆管拡張症ってどんな病気?

総胆管というのは胆汁を十二指腸へ送る管のことです。総胆管拡張症という病気は、その総胆管に袋状の拡張が見られる病気です。


総胆管拡張症は先天性であることが多くあります。

また、女性に多く、小児期に発症しているケースが多いようです。まれに見つからず、成人になって発見されるケースもあります。


この総胆管拡張症が発見されて検査をすると、先天性胆管拡張症が発見される事が多くあります。
この先天性胆管拡張症とは、胆汁を流している管と、膵液を流している管の2本を合流させ十二指腸へ送りますが、その二本の管の異常が起きている状態です。

二本の管は、互いに逆流しない作りになっていますが、先天性の異常によって合流した管の逆流が見られ、それによって様々な障害を起こしてしまうのです。

 

治療方法

 

袋状に拡張した胆管の切除が主に行われます。
併発している場合、胆管がんの発生リスクが高まるため、注意が必要です。

袋状に拡張した胆管の除去と同時に、腸管を利用し、新しい胆汁の通り道を作ってあげるなどの処置を行います。
こうすることで、消化酵素が逆流したりすることを防げのです。

 

症状


胆管の中で膵液と胆汁が混じりあう為に、二つの酵素が胆管の壁を傷つけ、腹痛を発生させます。
痛みは軽度のものから、痛さのあまり動けない程の強い痛みがあります。
その他の症状として、吐き気や嘔吐があります。
腹痛の程度が軽い場合は特に、胆管の異常ではなく自家中毒と診断されている子供達も多くいます。
症状がどの様にあり、どのくらい続いているのかをメモし、見逃さない様に注意しましょう。


この病気は決して放置してはいけません。
症状を繰り返し、肝障害や炎症を起こしてしまう胆管炎を発症したりもします。
特に一番怖いのが、癌の発症率です。胆管や胆嚢に癌が発生する確率が大変高くなります。

手術を行い、完治した場合でも、まれに10年以上の経過の後に、肝内結石や膵石が発生したり、腸と胆管のつなぎ目の狭窄が起こります。
例え調子が良い場合でも、定期的な検診は必ず受けるようにしましょう。

 

 

 

(イラスト: by //www.irasutoya.com/2013/02/blog-post_3737.html)

著者: respo naokoさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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