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総胆管拡張症によって起こる合併症~肝機能障害・膵炎

胆汁を十二指腸へ運ぶ管が総胆管です。胆汁を送るのが胆管、膵液を送るのが膵管、この二本が合わさっているものが総胆管と呼ばれています。
この総胆管に袋状の拡張が見られる病気が総胆管拡張症です。

主に症状は、腹痛黄疸、しこなどが現れ、乳児期の場合は、灰白色便嘔吐の症状が出る事もあります。

そして、この病気で最も怖いのが、合併症です。総胆管拡張症の合併症には、肝機能障害や膵炎などがあります。

 

肝機能障害とは?


肝機能障害とは、肝臓の機能が正常に働かなくなる事をいいます。
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれている程異常があっても自覚症状がない臓器でもあります。
初期段階で気付く事が大変重要な症状も多々あります。


進行してしまうと、全身の倦怠感食欲不振黄疸どの症状が現れ、ひどくなると、肝炎や肝硬変、肝臓癌等の生命の危険のある病気にまで進行する恐れがあります。

 

*血液検査等でγ-GTPやGOT、GPTといった値を見たことはありませんか?
この値は、肝機能の数値で肝機能障害がどの程度の状態なのかを示す指標となるのです。
ちなみにγ-GTPはアルコール性の肝障害や胆管の異常が出ると数値が上がります。

年に一度は定期検診を受ける事で、早期発見できます。

 

膵炎とは?


膵臓は消化酵素を産生し、分泌する臓器です。この消化酵素が何らかの原因(この場合総胆管拡張症)で過剰に分泌され、その酵素によって膵臓自身を消化してしまう病気です。

軽度のものもありますが、重症になると多臓器不全を起こす事もある大変怖い病気です。

 

症状は左上腹部や背中の痛みで、軽い痛みから激痛まで様々です。
痛みの起こる時は、食後が多く、特に油分の多い食事やアルコール摂取後が多いようです。
吐き気や嘔吐、腹部膨満感、食欲不振、発熱等の症状も出る事があります。

膵炎は血液や尿検査、画像診断によって発見されます。

膵炎は早期発見がとても重要な病気の一つです。

治療で胆管にできた袋状の拡張を取り除いても油断は禁物です。
その後の合併症予防の為に、定期健診はきちんと行いましょう。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2009/01/30-013142.php )

著者: respo naokoさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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