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予防が大切!カンピロバクター食中毒

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とても暑い日が続いている今年の夏。暑いだけでなく、湿度も高くてジメジメした日が多いですよね。人間にとっては不快なほどの暑さや湿気も、細菌たちには活動の好条件!毎年、梅雨時期あたりから急増する食中毒の1つが、カンピロバクター食中毒と呼ばれるものです。

■カンピロバクターって?
カンピロバクターとは細菌の一属の総称です。カンピロバクターの種類によって感染する対象が違い、特定の動物にしか感染しないとされているものから、いくつかの違った種類の動物から人間まであらゆる生き物に感染する種類もいます。
近年、日本での食中毒の原因として、ノロウィルスに次いで2番目に多いのがカンピロバクター属の細菌です。人間に感染する場合、家畜(牛、馬など)や家禽(鶏、アヒルなど)の腸管内に生息していた菌によるものが大半を占めています。高い湿度と人間の体温に近い温度で増殖するので、まさに日本の夏はカンピロバクターたちにとって好条件というわけです。

■どうして感染するの?どんな症状?
日本でのカンピロバクターの感染経路として最も多いのは、鶏肉を食べることでの感染です。
国内で過去に報告された感染経路としては、
・食肉(主に鶏肉。次いで牛レバー)
・飲料水
・生野菜
・牛乳
などがあります。少ない菌数でも発症するので、ごく少量の汚染でも感染の可能性があります。

感染すると、1~7日で発症します。主な症状としては、発熱・頭痛・腹痛・下痢・吐き気・倦怠感などです。一般的には、3~5日程度で症状は治まります。カンピロバクターの菌による人間の死亡例はありませんが、症状が重かったり長引いた場合は他の病気を発症することもまれにあるので、油断は禁物です。

■感染してしまったら?
カンピロバクター症は特別な治療をしなくても自然治癒することが多いのですが、症状に下痢や嘔吐がある場合は、点滴が必要になることもあります。更に重症化した場合には、投薬による治療が必要になるので、症状が出始めた場合にはなるべく早めに医療機関で診察・検査を受け、適切な処置を受けるようにしましょう。症状が重くない場合でも、無理はせず、十分な水分補給と休息を心がけましょう。

■予防が大事!!
一般的に、命に関わる感染症ではないカンピロバクター症ですが、やはり感染・発症してしまうと自然治癒するまで数日間はつらい症状が続くことになります。日常生活にも支障をきたしてしまうので、やはり一番良いのは「感染しないこと」ですね。日頃からちょっとしたことに気をつけるだけで、カンピロバクターの菌から身を守ることができます。

ポイントは
・食品の十分な加熱(65℃以上で1分以上、数分が好ましい)
・調理器具の熱湯消毒→よく乾燥させる
・肉(特に加熱前)と、その他食品の接触を避ける
などがあげられます。

普段から健康であれば、感染してしまった場合でも、重症化を防ぐことができます。日頃から健康管理に気をつけましょう!

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/485 )

著者: ミシェルさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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